TOEFL勉強法大解説!おすすめ参考書やiBT独学の方法などスコア対策教えます

こんな悩みを抱えていませんか? 海外留学にTOEFL iBTが必要だが勉強方法が分からない スコアをあげる方法は? 独学の勉強法はどうやったらいいの?

この記事では、TOEFL iBTスコアアップのための勉強法をご紹介します。 各パートごとの勉強法、おすすめ教材やアプリなどもご紹介しますので、是非参考にしてください!

TOEFL iBTの試験概要

TOEFL iBT(Internet-based test)は主に海外の大学留学につかわれます。
世界150カ国以上の大学や教育機関で採用されています。
国内の大学でも入試の際に試験免除や加点など有利になることもあります。

試験時間: 約3時間
受験料: US$245
受験方法: パソコン
スコア:0~120点 (各技能40点)

TOEFL ITP(Institutional test program)という大学などで行われる団体テストもありますが、
この記事ではTOEFL iBTについてお話しします。

TOEFL iBTの問題概要

TOEFL iBTは海外の大学で講義を受けたり、論文を読み書きすることを目的としています。 学術的な内容の問題が多く、生物・宇宙・歴史・考古学・芸術・科学など幅広い分野の問題が出題されます。 リーティング:54~72分  長文3~4つ 各10問 リスニング: 41~57分 講義3~4題 各問題につき6問 会話2~3題 各問題につき5問   スピーキング: 17分 Independent task 1問、Integrated Tasks 3問 ライティング: 50分 Independent task 1問30分、Integrated Tasks 1問20分 それでは、次に各パートごとの対策をご紹介します。

TOEFL iBTパートごとの勉強法【初心者&大学生必見】

TOEFL iBTパートごとの勉強法【初心者&大学生必見】

TOEFL iBTでスコアをあげるためには、4技能の各パートごとに対策が必要です。 また、リスニングやライティング試験でも読んだり、聞いたりするスキルが求められます。 それでは、対策に有効な方法をいくつか紹介します。

TOEFL iBT対策の基本:単語と文法

TOEFL iBTは直接の文法問題はでませんが、基本的な文法力がないと解けません。 初心者で文法力に不安がある人は、まずは市販の文法書1冊はしっかりと勉強しましょう。 その上で、TOEFL iBT対策には単語の準備がかかせません。 生物・科学・芸術・考古学・社会科学など幅がひろいため、自分があまり興味がないような分野の単語も覚える必要があります。 残念ながら高校で習う単語レベルでは、ハイスコアは望めません。 普段から記事や動画で色々な分野の内容に触れたり、TOEFL用の単語帳を使って対策をしましょう。 具体的な参考書や教材は後ほどご説明します。

TOEFL iBTリーディングの勉強法

TOEFL iBTのリーディングは論文や教養科目が内容の長文を3つ~4つ読みます。 リーディングスキルを伸ばすには、TOEFLの単語帳を使うことはもちろん、 普段からニュース以外にも生物や考古学などの題材になる内容の記事を読んで触れておきましょう。 過去問、新聞記事や化学系の雑誌なども読むと良いでしょう。 また、リーディング試験は単語だけではなく読解力が求められます。 記事を読み、重要なポイントが理解できるようにアンダーラインをひく練習をしましょう。 パラグラフリーディングの練習をするのも有効です。 まず各段落ごとに1~2文を読み、その段落のおおよその意味や内容を理解します。 そして次の段落を読みすすめ、全体の内容を把握する方法です。 文章全体の主張や結論は何かという重要な点を得ることができます。 TOEFL iBT リーディングの勉強法! ・幅広い分野の記事を読む ・パラグラフリーディングの練習 ・重要ポイントを把握しアンダーラインをひく このような練習を重ねていくとリーディングスコアアップにつながります。

TOEFL iBTリスニングの勉強法

リスニングスキルをあげるためには、まずはネイティブスピーカーの話している速さに耳を鳴らすことが第一です。 初心者なら好きなハリウッド俳優の英語のインタビューを聞くのも良いでしょう。 口が動いているのが見える方が分かりやすいので動画を見ながらが初心者にはおすすめです。 中級以上の人は、ニュースに挑戦してみましょう。 生物・地理・古代ローマのことなど出題されるテーマのYoutubeを1日ひとつ聞いてみましょう。 リスニング教材を使うなら、まずは聞きながらスクリプトを読んでください。 耳と目でリスニングの速さについていけるようになったら、今度はスクリプトを使わずに聞く練習をします。 聞きながら、重要ポイントをメモできるようになるとさらにレベルアップします。 TOEFL iBT リスニングの勉強法! ・まずは耳を慣らす ・初級は興味のある題材を英語で聞く ・速さに慣れるまではスクリプトを見ながら聞く ・中級以上はニュースやYoutubeで色々な分野を聞く ・慣れてきたら重要ポイントをメモできるようにする こんなふうに段階を踏んで勉強しましょう。

TOEFL iBTスピーキングの勉強法

TOEFLスピーキング試験はIndependentとTask Integrated Taskのふたつあります。 ・Independent Task 15秒考えて、45秒話す 1問 ・Integrated Task 20~30秒考えて、60秒話す 合計3問 Integrated Taskは、リーディングとリスニングをしてから話す問題が2問、リスニングをしてから話す問題が1問あります。 考える時間がとても短いので、回答を全部考える時間はありません。 スピーキングの型(構成)を使って話す練習をしましょう。 型を使って話す場合、意見→理由・例→結論の流れで進めます。 問題を見てどんな立場と主張で話すかを決め、時間内で回答をします。 シャドーイングで発音や話すスピードの練習をするのもスピーキング力アップにつながります。 TOEFL iBT スピーキングの勉強法! ・問題を見て主張や理由が何かを考える練習 ・シャドーイングで発音や話すスピードの練習 ・型を使って話しの流れを作る練習 最初は60秒以内にまとめられなくても大丈夫です。 構成に沿って話せるようになったら不要なところを切ったり、足したりしながら60秒に近づけるようにするといいですよ。

TOEFL iBTライティングの勉強法

まず、ライティングには構成がとても重要です。 一番シンプルなのは「結論→理由・例・意見→結論・まとめ」の順で書く方法です。 急に書き始めるのではなく、まずは箇条書きで各段落にどんなことを書くのか準備します。 インターネット上を検索するとサンプル回答やテンプレートを見つけることができるので、 賛成する場合、反対する場合など様々なテンプレートを使って練習しましょう。 後ほど紹介するYoutubeでもテンプレートをダウンロードできます。 TOEFL iBT ライティングの勉強法! ・何を書くか箇条書きでメモ ・構成を作れるようにする ・テンプレートに沿って文章を書く ・タイピングの練習も必要 TOEFL iBTのライティング試験にはIndependent TaskとIntegrated Taskのふたつがあります。 IntegratedTaskはリーディング・リスニングのスキルも必要です。 読み聞きしながらメモをして、構成の作成ができるようになりましょう。 できればライティングは添削してもらうと改善ポイントが分かります。

その他TOEFL勉強法:独学やスクールなど

その他TOEFL勉強法:独学やスクールなど

次にTOEFL iBTを勉強するための教材や、なるべく出費を抑えたい人のために独学の勉強法もご案内します。

TOEFLの参考書を使って勉強する

TOEFL iBTの勉強に参考書は必須です。 Amazonからおすすめの3冊をご紹介します。 まずは、ここからスタートしましょう! やっぱり公式ガイドは必須! The Official Guide to the TOEFL iBT Test 単語帳ならコレ! TOEFLテスト英単語3800 4訂版 分厚い老舗の文法書! ロイヤル英文法

Youtubeやアプリを活用する

手軽にはじめるにはYoutubeやアプリも使えます。 TOEFL対策におすすめのYoutubeチャンネル2つと、無料のスマホアプリをご紹介します! 【linguamarina】 TOEFLで120点中、117点をとった人のチャンネルです。 ライティングのテンプレートも無料でダウンロードできるのでおすすめです! 【TST Prep】 TOEFL iBTの対策が多く紹介されています。 リスニングの勉強と答えもダウンロードできるので独学で勉強できます。 【VOA Learning English】 無料のアプリで英語のニュースをスクリプトを読みながら聞けます。 リスニングやリーディングの勉強にぴったりです! IOS https://apps.apple.com/us/app/learn-american-english-podcast/id893509851 アンドロイド https://play.google.com/store/apps/details?id=vn.innoloop.VOALearningEnglish&hl=ja&gl=US 無料で使えるものはどんどん有効活用して隙間時間も英語に触れるようにしましょう!

ライティング・スピーキングにはテンプレートを使う

ライティングやスピーキングには型(テンプレート)があることをご説明しました。 Googleで検索すると、様々なサンプル回答やテンプレートがあります。 それをもとに話す、書く練習をどんどんこなしましょう。

オンラインTOEFL対策コースを受講する

自分ひとりではなかなか勉強できないという人は、オンラインのTOEFL対策コースや英会話レッスンを取りましょう。 特にライティングやスピーキングは専門の対策コースを受けると、添削がしてもらえるのでおすすめです。

うるさい環境で勉強する

TOEFL iBTは受付順に席につき試験をはじめます。一斉にはスタートしません。 ですから、自分が試験を受けている最中に他の受験者が入室してきたり、スピーキングのテストをすることもあります。 周りの声や動きが気になって集中できないというのを避けるため、普段からちょっとうるさい環境での勉強に慣れ集中力を高めましょう。

TOEFLは効率よく勉強すれば目標の点に届く!色々な選択肢をもとう

今回はTOEFL iBTの勉強法についてご紹介しました。 TOEFL iBTには基礎的な文法力と幅広い語彙力が必要です。 また、それぞれのパートごとの対策も異なります。 有料、無料のサービスをどちらも使いながら是非勉強してみてください。 ご紹介した勉強法がTOEFLのスコアアップにつながれば幸いです。

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