IELTS勉強法(裏技あり)まとめ!初心者が1ヶ月から合格スコアを取る対策方法

IELTS勉強法(裏技あり)まとめ!初心者が1ヶ月から合格スコアを取る対策方法

「IELTSで合格スコアを取りたいけど、勉強が大変。効率的な勉強法が知りたい・・・」。そんなあなたの悩みを解決するための記事の記事がこちらです。IELTSのスコア別に裏技的な内容も含めた勉強法や対策を紹介しています。これからのIELTSの勉強方法に悩んだ時の参考にしてください。

ちなみに時間のない方の為には結論をお伝えすると、一番おすすめなのは「スピーキングの流暢さ」を上げることなので、オンライン英会話または短期集中の対策コースに入ることが最短コースとなります。詳しくはよく読まれている下記の記事を参照ください。急いでいない方も、最終的にオンライン英会話は使うことになるかと思いますのでご参考にどうぞ。

IELTSの勉強法:全スコア共通の対策3つ

この記事ではどうやったら効率よくIELTSの勉強をしていけるか、ここだけは外さないでほしいという点を説明します。IELTS初心者の人でもすぐに取り入れられる内容も色々ご紹介しますので、ぜひ取り入れてください。

毎日IELTSの勉強をする

これは当たり前といえば当たり前なのですが、英語力は結局は運動と同じで使わないとさび付いていきます。ですので、少しでもいいのでIELTSの勉強時間を確保しましょう。

初めのうち、特に勉強の習慣がまだない人は5分~10分単語を覚えるだけでも大丈夫です。とにかく習慣化することが大事です。

その際にできたら英語日記を書きましょう。LINEなどのアプリで自分に向かって書くだけでもいいですし、Twitterで学習記録をつぶやくのもいいですね。勉強の記録が残ることは振り返った時の自信につながります。

最終的にはそれに慣れて毎日1時間や休日数時間などの時間を取れるようにしていきましょう。どうしても一人でやるのが難しい人はFacebookの英語学習者のグループに入ったり、英語のコーチをつけてもいいですね。

まずはリーディングとリスニングを確実に取れるようにしよう

IELTSのスコアアップ傾向として、まずIELTSのReadingとListeningが上がりやすい傾向があります。これはまず理由として参考書や過去問などで解答があるため勉強がしやすい点があります。

同時に、これら二つはインプット型の学習なので、この土台があるとそのあとのライティングとスピーキングのスコアアップにつながります。人間は自分が知っている範囲でしかSpeakingやWritingをすることができません

知っている言葉3に対し、アクティブにアウトプットできる言葉は1といわれています。例えば日本人でも読めてもかけない漢字などもありますよね。ですのでまずは自分の英語のキャパシティを広くしましょう。

参考書を浮気しすぎない

これはIELTSに限らず英語学習あるあるの一つなのですが、色々な英語勉強方法を試していると

ある程度勉強する→
飽きてくる&すぐに上達を感じられない→
おっ、なんかこの本めっちゃよさそう→
メルカリで安く売ってる!ポチ!→
勉強しかけの本が増えて自己嫌悪

という悪循環に入る英語学習者の方を私を筆頭にたくさん見てきました(泣笑)。私は今こういった英語メディアをやっています勉強のために色々参考にさせていただいていますが、実際にIELTSの勉強をするあなたはとにかくこの誘惑に勝ちましょう。

やる参考書を絞るということ=やらないことを決めること→結果的に勉強効率があがるという効果があるのですね。同じテキストを何度もやるのはあたりまえで、反復こそIELTS学習における最強の勉強法です。英語学習に魔法の杖はありません。There is no magic wand!

IELTSの参考書に関しては下記に詳しい記事を書きましたのでぜひご一読ください。

IELTSの勉強法:スコア6.0未満の人におすすめ

IELTS6.0未満の方はいわゆる英語初中級者の方です。IELTSの対策に特化した勉強というよりはまず基礎力を確実に身に着ける時期でもあるので、焦らずにやっていきましょう。

英文法を完璧に

初心者の方を指導していて一番感じるのは英文法の知識があやふやな人が非常に多いということ。例えば現在完了、仮定法過去完了や関係詞を理解できていない場合はリーディングをしていて意味を取ることが難しいでしょう。また、そもそも正しく文法を理解していないので、ライティングのときも時制の一致や単複などでぽろぽろミスが出てきます。

リーディングが苦手という方に話を聞くとひたすら問題集をやっているという勉強法をしている場合でも英文法力が弱くて伸び悩んでいる場合が多いですので、まずは中学および高校の英文法を完璧にしましょう。最近ですと「中学3年分の英語を短時間で~」などの比較的薄い参考書がでていますので、そういった本の例題を全問正解できるまでにします。

英文法は苦手な方も多いですが、一番早く伸びる分野でもあり、独学で一番どうにかなりやすい部分でもありますので、しっかり取り組みましょう。具体的な参考書に関しては先ほどご紹介したページをご覧ください。

アプリなどを使って隙間時間も英語学習をする

最近は英語学習アプリもたくさん増えてきましたが、その中には自分が何日連続で勉強したか記録できるものも多いですよね。初心者のかたはまず習慣化が大事ですので、自分にあうアプリを用意しましょう。

おススメアプリとしてはIELTS Prep Appというアプリで、IELTSを運営するBritish Councilのものなので安心して利用できますよね。

自分の学習記録を取っておくというのは自分の自信にもつながりますし、こういった隙間時間に細かく勉強する時間の積み上げは馬鹿になりません。とにかく英語に触れる時間を増やしましょう。

IELTS関連のアプリに興味がある方は下記の記事も参考になれば幸いです。

音読&発音の練習をする

IELTSスコア6.0に達しない方はリスニングに問題がある場合が多いですが、その際に「そもそも英語が雑音としてしか入ってこない」というレベルの場合があります。その際に最も有効なのは内容を理解した英語の音読です。

リスニングで聞き取れない理由は2つしかありません。1つは英語の音を聞き取れないこと、もう一つは意味を取れないことです。例えば

I like English literature.

という文章を聞いたときにそもそもliteratureをききとれないのか、聞き取れたけどそれが「文学」という意味と知らなかったかの違いです。

音読はすでに意味の分かっている文章を読みますので、音声に集中することができます。自分で声に出しながら読むことで、実際の英語の音声との違いを学びながらリスニング力を上げられます。その際に発音の基本的な勉強もするといいでしょう。音読はリスニングとスピーキングの力を上げますし、英語を頭から理解する力がつくためリーディングのスピードも上がります。

ある程度音読に慣れてきた後はシャドーイングを行うとより英語の音声がクリアに聞き取れるようになってくるでしょう。

IELTSの勉強法:スコア6.0~7.0未満の方におすすめ

IELTS6.0から7.0をターゲットにしている方は多いのではないでしょうか。この辺りに来ると参考書や過去問を解いていてもある程度自分でもできている感を感じるのではないでしょうか。あと一皮むけて7.0を目指すためのIELTS勉強法をご紹介します。

シャドーイングで耳とアウトプットの下地を作る

シャドーイングは聞こえてきた音声を英文を追いかけて読み上げていくという非常に負荷の高い勉強法です。これができるようになるには

音を聞き取る→意味を理解する→自分の口から発声

というプロセスすべてをできるようになる必要があるため、人によっては「頭の中が全力疾走してるみたいに疲れる」と素敵な回答をおっしゃいます。

詳しいやり方は別記事に譲りますが、シャドーイングができるようになるとリスニングスコアとスピーキングスコアがぐっと上がります。同時にライティングスコアも上がります、何故なら人間はしゃべれることは書けるからです。

シャドーイングをやるときに大事なのは練習する英文を少なくとも十回はリピートして体に染みつけるようにしてください。シャドーイングで大事なのは「頭でわかる」でなく「何も考えなくても体でできる」感覚です。

単語帳を何周もする

英単語覚えるの、つらいですよね。ドラえもんの暗記パンが欲しいですよね。でも、売ってないんです、21世紀には。

IELTS6.0~の方はリーディングの時間が足りなくて焦ることが多いと思います。

原因としてはやはりボキャブラリーという基礎力が足りておらず意味を類推して読む部分が多すぎて時間切れになることが多いようです。スポーツでいうとスキルでなく筋肉の絶対量が足りない部分です。ですので逆にここに集中して取り組むと飛躍的に伸びる可能性があります。

単語帳はいろいろな本に浮気せず、同じ単語帳を何度も何度も周回し、とにかく高頻度で同じ単語に触れることです。

大事なのは時間をかけて1つずつじっくり覚えていくという形ではなく、1回の時間はあまりかけずに(数秒~数十秒程度)ぐるぐる覚えていきます。これは脳の仕組み上接触頻度が大事になるのでそこに基づきます。

英語学習は英単語に始まり英単語に終わるという人もいますので、腹をくくって勉強した人だけがスコアをのばします。

ちなみに、下記のバナーをクリックして、LINEの友達になってもらえますと、「1日100語を覚える簡単3ステップ」という単語を短期間で覚えて忘れない方法をYoutubeで動画付きで説明しています。

役に立たないと思ったらブロックしてもらえればいいので、ぜひ今すぐ登録してみてください。

オンライン英会話を取り入れる

現在は格安のオンライン英会話学校がたくさんありますよね。まず日本人の方でスコアが6~7未満の場合は流暢さがSpeakingで足りないと思いますので、とにかく話しましょう。とにかく話すことには効果が2つあり、一つは流暢さが上がることと、外国人と英語で話すことへのメンタルバリアがなくなります。

月数千円でできるものやIELTS対策講座を持っているスクールもありますので、必ず一つは取り入れることをお勧めします。スピーキングはしゃべる絶対量が必要である程度伸ばすのに時間がかかるので、少しでも早く取り入れることをおすすすめします。これをケチると本当にスコアが伸びません。詳細は下記記事ご覧ください。

IELTSの勉強法:スコア7.0以上の方におすすめ

IELTS7.0以上ですといわゆる一流大学への留学が見えてきますね。このころになるとスコアの伸びが鈍化して焦りますよね。大丈夫です。正しい勉強法で対策すればあなたなら必ずスコアアップできます。

実際の時間よりも短く問題を解く

IELTSの問題集を解くときに実際の時間より5%でも10%でもいいので時間を短くして解きましょう。なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、本番では緊張して普段よりパフォーマンスが落ちることや問題との相性が悪いいわゆる「試験運」というものがあります。それを考慮して普段から負荷を高くしておきましょう。

「リスニングは短くできないんじゃない?」というあなた、音声を1.25倍、1.5倍、2倍などに上げてみてください。そのうえで理解力が落ちないように訓練します。ただし、前提として等倍速で聴いたときに理解できることが前提です。できていない場合はシャドーイングに戻ります。

いくつかのリスニングの問題が等倍なら理解できるようになったなと思ったら速度を上げて聞きましょう。私の生徒さんから「いつも1.5倍で聴いていたら本番の試験であまりにも音声がゆっくり聞こえて感動した」という声をよく聞こえます。そうなれば8.0以上がみえてくるでしょう。

決まったパターンにはめ込んで書く

IELTSのライティングはスコアが伸びにくいところだと思いますが、ポイントは型を使って書くということです。なぜかというとIELTSには高得点が出やすい形というものが存在するからです。例えば下記がライティングの評価される点なのですが、

・ Task Achievement(タスクの達成度)
・ Coherence & Cohesion(話の一貫性と文章同士のつながり)
・ Lexical Resource(語彙の豊富さ)
・ Grammatical Range & Accuracy(文法の幅と正確性)

「私は話を一貫して、かつ複雑な文法を駆使して表現することができますよ」ということを採点官が一目で理解できる回答は高得点がでます。採点官は機械的にあなたの回答を評価していくのですが、その時に「こことここに注意してみてください。こういうことができていたらスコアxを付けてください」と教育されていますのでそれに合致する回答をあなたが書けば必然的にOKなわけです。

ある程度英語力が上がってくると自由に書きたくなりますよね。わかります。そこをぐっとこらえて、IELTSの型にはまりましょう。参考書などにパターンがのっていますので、それらを身に着ければ安定してよいスコアが取れるようになってきます。

IELTSの勉強法:裏技編(1か月など短期間でスコアアップしたい場合)

少し裏技的なやり方になりますが、初心者の方でもすぐにできて1か月などの短期間でスコアを上げる方法についてお話しします。あなたの今のレベル次第な部分もありますが、ほぼ間違いなくスコアが上がる対策&勉強法です。

解答の日本語を全部読んで基礎知識を増やす(IELTS以外の試験のものも含む)

世の中には多くの会社からIELTSの参考書や対策本が出ていますが、これらのライティング、リーディングなどの回答の部分の日本語訳を読みまくりましょう

これはどういうことかというと、特に学生の学習者さんの傾向として、そもそもIELTSで問われる英語のトピック(ITや時事問題)の基礎知識をまだ日本語でも身に着けていないのでそもそも解けないという場合があるからです。

解答を日本語で読んでもわからないものがあったら調べましょう。一見遠回りに聞こえるかもしれませんが、日本語で理解できないものは英語でも理解できません。特に初学者のかたはIELTSではどういったトピックが語られるかについて知る意味でも必ずやりましょう。

IELTSでは原則問題は問題文を読めば解けるようにできていますが、そうはいっても例えばインターネットに関する問題であなたが全くネットをしらなければ困りますよね。他に例えば環境問題のリサイクルについての問題だった場合、基礎知識があれば話の展開を想像しながら読めますので早く読めます。

IELTSだけでなくほかのTOEFLやケンブリッジ英検の対策本の回答の日本語なども役に立ちますので手に入る範囲でどういう問題がでてどういう回答になるかなどを調べてみるといいでしょう。日本語なのでかなり早く読めるはずです。

【間違いない】スピーキングを1ヶ月で伸ばす直前の勉強法

もしあなたのバンドスコアの中でスピーキングが一番のボトルネックであるならば、例えば6.5以上いかないような場合、すごく良い方法があります。私の複数の生徒さんでこれでスピーキングのスコアが1.0以上伸びたという勉強法です。

改めてIELTSのスピーキングにおいての評価項目を確認すると下記のようになっています。
参照:https://ieltsjp.com/wp-content/uploads/sites/3/2019/07/JP-Speaking-rotated.pdf

■ Fluency & Coherence(流暢さと首尾一貫性)
■ Pronunciation(発音)
■ Lexical Resource(語彙)
■ Grammatical Range & Accuracy(文法の幅と正確性)

そうです、Fluency(流暢さ)という項目がありますよね。ここが1ヶ月で大いに改善します。「1ヶ月で流暢さが上がるの?」と思われるかもしれませんが、答えとしては「あがります」です。そして、その方法とは、

「オンライン英会話を使い、毎日必ず1時間以上話す」というものです。

英語に限らずですが、「量が質を作る」という部分がありまして、とにかく一定以上の英語を話す機会を持つ必要があります。そしてここが大事なのですが、Fluencyというのはあなたの会話の流暢さを見るのであって話の中身を見るのではありません。

IELTS 7.0の流暢さの評価基準としては:目立った努力を行わずもしくは一貫性を失わずに詳細に話すことができる

ですので、中身は置いておいてとにかくしゃべり続けるという能力が必要になります。IELTSでは1分2分という時間を話続ける必要がありますが、これは意外と長いです。

大事なのはまず1分話し続ける力、その上で論理だてて話すという順番でできるようになりますので、絶対的な会話量を持つという勉強法としては非常にまっとうだと思っています。実際私の生徒さんでこれだけでスピーキングのスコアが1か月で1上がるなどはざらです。

詳しくは下記のIELTS対策オンラインスクールを取り上げている記事を参照していただきたいのですが、複数のスクールの無料体験を受けて一番よいところに入るというのがベストの選択です。

レッスン取り放題のようなスクールもありますし、とにかく毎日予習復習の時間含め1時間以上英語を話すことを1ヶ月でいいのでやってみましょう。予習→レッスン→復習(これが一番大事)を1ヶ月やるだけで、必ずあなたのスピーキング力は上がります

ライティングとスピーキングのスコアアップはとにかく型を覚えてそれにはめてしゃべれるようにするということにつきます。IELTSがあなたの英語で評価するところはすでに決まっています。

評価されやすいを型を覚えて多少ぎこちなくてもそれにはめてしゃべることで、特に7.0未満の場合スコアが伸びます。IELTSにクリエイティブさは必要ないので誰でも適切な勉強法で取り組めばスコアアップは可能です。

本当に時間がない場合の勉強法

あなたが本当に時間がない場合に何をすればいいかは一概には言えないのですが、一つしかやらないとすれば単語力のアップが最も確実な手段です。

リスニング、リーディングが8.5~9.0に達していない場合、この方法で結局リーディングスピードが上がったりリスニングでの聞き落としが減るためスコアが上がります。1か月なら単語集を数週は回れるはずです。単語力は特にリーディング力と完全に直結しますので、つらくても、これが一番おすすめです。

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IELTSの勉強法まとめ

今回の記事のポイントをまとめると下記のとおりです。自分の今のスコアに合わせてチャレンジしていってください。

  • 初心者の方はまず毎日勉強するのを習慣に
  • リスニングとリーディングを優先してスコアアップを目指す
  • 英文法は早いうちに完璧に
  • 音読と発音でリスニングとスピーキングの基礎をつくる
  • シャドーイングでさらに次のレベルに
  • 単語帳は浮気せず何周もする
  • スピーキング力はすぐに上がらないのでオンライン英会話を使う
  • 7.0以上を狙うなら本番より負荷をかけて問題を解く
  • IELTSで高得点が狙える型を意識して書く

またこの記事と関連してIELTS全体を通しての対策に関しての下記の記事もありますので合わせて確認してください。

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