IELTSスコアの履歴書への正しい書き方【何点から書く?】

就職活動をする際に欠かせない履歴書。 せっかくIELTSのスコアを取得しているのであれば、履歴書に記載し少しでも就職活動を有利に進めたいですよね。

この記事では、IELTSスコアの履歴書への書き方やアピール方法、注意点などについて紹介しています。 英語力を就職活動でアピールしたい方や、IELTSでハイスコアを狙っている方の参考になれば幸いです。 それでは、一緒に確認していきましょう!

ちなみにIELTSを使った就職活動や転職の詳細について知りたい方は下記の記事がよく読まれていますのでご覧ください。

IELTSスコアの履歴書への書き方:何点から書く?

履歴書にIELTSスコアを記載する場合は以下のように記載します。 ”IELTS(Academic/General Training)○.○点 筆記試験受験日” 。

IELTSには、Avademic ModuleとGeneral Training Moduleの2種類があるので、どちらのスコアなのかを明記しましょう。 そしてスコアは、オーバーオールバンドスコアを記載します。

またIELTSの試験日程は最大2日間ですが、スコアの基準日は初日である筆記試験実施日です。 スコア表に記載されていますので、そちらを必ず確認しましょう。

IELTSのスコアを何点からしか書けないというルールはありませんが、英語力が重視されない日系なら6.0、英語力が重視される外資系であれば7.0以上あれば足切りされずアピールできるようになると思われます。

IELTSスコアを短期間で上げる勉強法に関しては下記で説明していますのであわせてご確認ください。

IELTSやTOEFLは認知度が低いため使いづらい?

英語力のアピールとして履歴書に書くには、TOEICや英検が一般的だと言われています。 IELTSはTOEICで700点台に相当する6.0くらいから履歴書に書いてもいいのではないか、と個人的には考えています。

しかしIELTSやTOEFLは英検やTOEICに比べると日本での認知度はまだまだ低く、使いづらいのも事実です。 そのため口頭でどれくらいのレベルのものか説明をする必要があります。

例えば、
「IELTS6.5はTOEICのスコアに換算すると860相当です。」
「IELTS6.5は英検に換算すると準1級〜1級相当です。」
「IELTS6.5は海外の大学院に進学する際に必須となるスコアです。」

などです。 また、履歴書を元に行われる面接の際には、面接官からなぜIELTSを受験したのか、IELTSのレベルはどれくらいなのかの説明を求められる可能性もあります。 特に英語力を求められていない企業においては面接担当者がIELTSについて知らないと言うこともあり得ます。 就職活動をより有利に進めるためにも、IELTSがどのような試験なのかを説明できるよう準備をすることをおすすめします。

IELTSだけでなくTOEICも語学力の証明に必要

就職活動において、英語力をアピールするにはIELTSだけでなく、余裕があればぜひTOEICも取得しましょう。 日本ではIELTSよりTOEICの方が圧倒的に認知度が高いのが事実です。

そのため、TOEICでハイスコアを取得していると就職活動を有利に進められる場面が多くなります。 またTOEICはビジネスシーンでの英語力を証明することができるので、TOEICのスコアは持っていた方が良いでしょう。

IELTSが外資系で求められる時

IELTSが外資系で求められる時

日本ではまだまだ認知度が低いIELTSですが、外資系の企業に履歴書を送るときは力を発揮してくれます。 特に、イギリスなどのヨーロッパの企業やアメリカなど英語圏の企業では、英語力の証明に大いに役立ちます。

外資系の企業だけでなく英語圏を中心とした、海外との繋がりが多い企業でも比較的有利に英語力の証明ができると言えるでしょう。

筆者がIELTSを履歴書に求められたとき

私が実際にヨーロッパの外資系企業に入社する際はIELTS 7.5が必須でした。履歴書を出した際はまだ7.0だったのですが、「内定出すけど入社日までに7.5とれなかったら取り消します」と言われ死ぬ気で勉強しました。

このように履歴書を提出する時点では求められなくてもその後IELTSのスコアの提出を求められることはあるためできる限り高いレベルを目指しましょう。ヨーロッパ系の企業でIELTSが求められる場合は7.0以上を求められることが多いと思います。ヨーロッパでIELTSは非常にポピュラーな試験です。

外資系では英語力は面接でアピールする

外資系の企業では、履歴書だけでなく面接で英語力をアピールすることができます。 IELTS 6.5以上のスコアを保持している方であれば、面接官との意思疎通はまず問題無いのではないでしょうか。 しかし、日本人は英語が話せない、自分の意見がないと思われがちです。

また海外では母国語以外に外国語を話せるバイリンガルは特に珍しくもないのも事実です。 積極的に面接官とコミュニケーションを取り「この人の英語力なら大丈夫」と思われるよう直接アピールすることが大切です。 面接では英語を話せるだけではなく、個人のスキルを判断されますので円滑なコミュニケーションが取れるか否かも判断の材料とも言えます。

面接で大事なのは「相手の目を見て、ゆっくりはっきりした発音で、自信をもって話すこと」です。IELTSのテストではよどみなくすらすら話すことが求められますが、面接はコミュニケーションが取れることが最優先です。

外資系は履歴書でなくCVを準備

外資系の企業へ就職を考えているのであれば、履歴書のみではなくCVも準備しましょう。 CVとは学歴や職務経歴を詳細に示した文書です。 職務経歴書、業績、受賞歴、獲得した助成金や奨学金、ボランティア、習得したカリキュラムや研究プロジェクト、出版物、趣味、特技、長所などを含むことができます。

一般的にResumeは要約されたもの、CVはより長くより詳細な文書であることが求められます。 一口に外資系とまとめても、実は決まったフォーマットがあるわけではありません。 国や地域、企業によって好まれるCVのスタイルは異なることがあります。

WEB上で公開されているテンプレートをもとに作成し、その後就職を希望している希望の好みに合うよう変化させるのがおすすめです。 また、企業によってはガイドラインやテンプレートを提供しているところもありますので、必要な情報を調べましょう。

一番いいのは転職エージェントに相談することです。レジュメの添削など含め相談に乗ってくれます。外資系の転職はエージェントは必須だと思っておいてください。

【無料】実際に私が使ったおすすめエージェント

ここでは実際に私が転職の際に使ったエージェントを紹介します。どちらも話を聞くのは無料ですし、転職を無理に進めてはこないのでとりあえず登録してみてはいかがでしょう。

1.JACリクルートメント

私が2回使って2回とも素敵な対応をしてくださったエージェントです。しかもそのうち1回はこちら経由で転職しなかったのにすごく丁寧に対応してくれました。本気でおすすめです。

JAC外資系や日系大企業を中心に多くの求人を抱えています。JACの特徴は日系なのですが外資系案件が多いということでこれは=日系企業の丁寧さをもって求職者さんに案件を紹介してくれるということです。

外資の転職エージェントも使ったことはありますが、正直「絶対俺のレジュメ見てから案件紹介してないだろ」という適当な案件ばかり投げてくる時間の無駄になるエージェントもいます。その点こちらは間違いないです。相談無料ですのでまずお話ししてみてはどうでしょう。下記バナークリックでJACさんのサイトへ飛べます。

JAC Recruitment

2.アクシスコンサルティング

コンサルへの転職をメインとしていて、BIG4をはじめとした外資、日系を手広くカバーする転職エージェントです。元コンサルの方がポストコンサルの後のポジションを探す際に相談することも多いですね。

ちなみにコンサル以外に経営企画や事業企画、ITエンジニア向けへの案件もあります。私もコンサルではない職種のほうでお世話になりました。特徴としては年収1000万を超える案件がぼこぼこ出てくる点です。

コンサルに興味あるかどうかは置いておいてキャリアアップを希望される方は、一度無料相談されてはいかがでしょう。当然英語を使う仕事が非常に多いです。下記バナークリックでアクシスさんのページに飛べます。



【番外編】新卒の方向けの就活サービス:キャリアチケット

私の元教え子が使ってよかったという就活サービスもご紹介しておきます。特に大事なのはエントリーシートの添削をしてくれる、というところだと思います。私もエントリーシートを書くのは得意なのですが、あなたの持っているエピソードの中でA社にはこれ、B社にはこれ、と出しわける必要があるのですがこれが苦手な生徒さんは多いです。

ですのでそれを添削してくれるというのは非常に大事です、IELTSのライティングと同じですね(笑)。下記バナーより無料で相談できますので試してみてください。



その他IELTSを履歴書に書く時の注意点

IELTSの有効期限は2年間です。 履歴書に記載する前に必ずスコアが有効かをスコア表を用いて確認しましょう。 また、IELTSの他に知名度の高いTOEICや英検などの英語の資格試験を持っているならば、分かりやすいものを目立つように上部に記載するなどの工夫をしましょう。

IELTSの正式名称は「〇〇」

IELTSの正式名称は「International English language testing system」です。 履歴書の資格試験欄に記載する場合は「IELTS」と記載すればOK。 AcademicかGeneral Tranigかは必ず明記するようにしましょう。

IELTSの有効期限は2年

IELTSの有効期限は2年間です。 高いスコアを取得していたとしても、2年以内のスコアではないのであれば、履歴書には書かない方がいいでしょう。

IELTSでなくTOEICでアピールするなら何点?

IELTSではなく、TOEICで英語力をアピールするのであれば730点は欲しいところ。 860点あればなおよしといったところです。 TOEICの試験の開発、運営、評価を行っている団体(ETS)はガイドラインとして以下を設定しています。

730点:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 860点:Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。

年々英語力の需要は増え、求められる英語のレベルも上がる一方です。 IELTSでもTOEICでも他の英語の資格試験においても、ハイスコアを所持していることで周りとの差をつけられることは言うまでもありません。

あなたへのグッドニュースとしてはIELTSと比べるとTOEICは全然簡単だということです!もう段違いに簡単です。TOEICの公式問題集を解いてみるとわかるとおもいます。

IELTSとTOEICのスコアを持っていれば転職には大いに有利になりますので、ぜひ一歩前へ踏み出しましょう。IELTSをつかった転職の仕方に関しては下記の記事が特によく読まれています。

まとめ:IELTSスコアの履歴書への書き方をマスターしましょう

この記事のまとめは以下の通りです。

・書き方「IELTS(Academic/General Traning)○.○点 筆記試験受験日
・日本でのIELTSの知名度は正直まだ低いが役に立つ
・IELTSの他に英語力を証明できる資格試験があれば積極的に記載する

IELTSを持っているあなたなら面接で英会話力をアピールできるはずです。ぜひ学んだスキルを選び、あなたの希望のキャリアを手に入れてください。嬉しいご報告おまちしてます!

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