IELTSとTOEICのスコア換算表:違いの比較も

IELTSとTOEICの換算表はこれだ

IELTSとTOEICの換算表はずばり下記のとおりです。TOEFL iBT,ITP,TOEIC、IELTS、英検など主要なテストのスコア換算表を下記にまとめました。まずはこの表で各テストのそれぞれのスコアの比較を大まかに把握しましょう。

CEFRIELTSTOEFL iBTTOEFL ITPTOEIC L&R英検
C28.5-9.0該当なし該当なし該当なし該当なし
C17.0-8.095-120627-677945-990英検1級
B25.5-6.572-94543-626785-940準1級~1級
B14.0-5.042-71460-562550-7802級~準1級
A2該当なし該当なし337-459225-545準2級~2級
A1該当なし該当なし該当なし120-2203級~準2級

IELTSとTOEICのスコア換算がおかしいと思うときは

両方を受けたことがある人にとってはIELTSとTOECIのスコア換算表がおかしく感じる人もいると思いますが、上記の比較表ではTOEICはL&Rの数字で表しているからだと思います。

IELTSとTOEICのスコアを違和感なく比較したい場合はTOEICのSpeakingとWritingも受けたうえで数字を比較することをおすすめします。

スピーキングとライティングはそれぞれ200点満点なので、上記換算表を使うときはそれぞれのスコアを2.5倍してL&Rのスコアに足して点数調整をおこないます。IELTSとTOEICの換算がおかしいと感じる方は詳しくは下記URLにある文科省の比較表をご参照ください。

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf

IELTSとTOEICは目的も負担も違う

IELTSとTOEICの大きな違いとしては、基本的にIELTSは留学や移住目的で使う方が多いのに対してTOEICはビジネス英語力を見るテストだということです。

TOEICでは例えば広告文を読んだり、メッセージアプリやメールでの仕事のやり取りなどを見るのに対してIELTSはアカデミックな内容が多く取り上げられます。

また大学受験の際にTOEICとIELTSの両方を使えるという大学もあると思いますが、多くの場合TOEICではL&Rを採用していると思います。IELTSは4科目なのに対してTOEICは2科目なので負担の度合いも大きく違います。

どちらも使える場合はTOEIC対策のほうが速くスコアアップできるので圧倒的におおススメです。

その他、IELTSとTOEICのスコア換算だけでなく、英検やTOEFLなど他の英語試験も含めた完全比較に関しては下記の記事に詳しく書いています。すごく喜ばれている記事なのでぜひご覧ください。

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