TOEFLの日本平均点は?留学/進学スコア目安、他テストとの比較を一気に確認

「TOEFLの受験を検討しているけど、スコアの目安がわからない!」「留学に必要なスコアは何点?」「平均点はどれくらい?」と悩んでいる方必見!

こちらの記事では、TOEFLの平均点やスコアの目安、海外留学するために必要なスコアなどについて説明しています。初めてTOEFLを受験する方や、平均点を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

TOEFLの日本人平均点とスコアの目安

TOEFLは「Test of English as a Foreign Language」の略称です。母国語が英語ではない方の英語力を測る試験で「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類のテスト形式があります。

それぞれの日本人受験者の平均点はどれくらいか知っていますか?まずは一緒に日本人受験者の平均点を確認してみましょう。

TOEFL iBTの日本人受験者の平均点

TOEFL iBTは公認のテストセンターでコンピューターを用いて受験するテスト形式です。

「Reading」「Listening」「Speaking」「Writing」の4技能の英語力を測ることができるため、TEOFLの受験者のほとんどがTOEFL iBTを受験します。また、大学留学や大学院留学では多くの学校で出願の際、TOEFL iBTのスコア提出が求められます。

気になる平均点ですが、2019年のレポートによると日本人の平均点は72点。72点の内訳はReadingは18点、Listeningは18点、Speakingは17点、Writingha18点です。TOEFL iBTの満点は各セクション30点満点で、計120点です。

TOEFL ITPの日本人受験者の平均点

団体受験のみで提供されているTOEFL ITP、学校で受験した経験がある方も多いのではないでしょうか?こちらはペーパーテスト形式で「Reading」「Listening」「Writing」の3技能の英語力を測ることができます。日本国内でも大学によっては、受験の際提出することで英語力の証明をすることができます。

個人で受験申し込みをすることができないため、実はTOEFL ITPより受験者数が圧倒的に少ないテスト形式です。あいにく公式に発表されているレポートはありませんが、ある大学での研究結果やTOEICの大学生受験者の平均点と換算などをすると約450点前後になります。

TOEFLで東大を受ける場合の平均点は?

東大の大学院の英語試験として一部の大学院でITPが用いられているようですが、合格点は開示されていません。ただ合格者の方はTOEFL ITPでおおよそ550点程度とられているようです。iBTですと80点くらい目安と言えます。

ライバルは海外!世界のTOEFL平均点は?

TOEFLのスコアを留学の際提出するのは、日本人だけではありません。実は、TOEICよりも知名度が高いとされており、TOEFLは世界中で受験されています。つまり、ライバルは海外の受験者全員!TOEFL iBTとTOEFL ITPそれぞれの全受験者の平均点を一緒に確認してみましょう。

TOEFL iBTの全受験者の平均点

受験者数が多いTOEFL iBTですが、世界の平均点はいくつでしょうか?2019年のレポートによると、全受験者の平均点は83点です。内訳はReadingは21.2点、Listeningは20.9点、Speakingは20.6点、Writingは20.5点です。

日本人受験者の平均点と比較すると、全受験者の平均点の方が高いことが分かりますね。TOEFL iBTのスコアを提出して留学する学生は世界中にいるのでできるだけ良いスコアを取れるよう学習していきましょう。

TOEFL ITPの全受験者の平均点

TOEFL ITPの世界の平均点についてはあいにく公式のレポートはありませんがTOEFL iBTの結果を見る限り、日本人平均より高いと言えそうです。受験者数が少ないのは世界共通で、TOEFLといえばスコアを提出しやすいTOEF iBTを受ける方が世界的にも多いと言えます。

帰国子女の平均点

帰国子女の平均点も一概には言えませんが、日本のトップ大学に入学するレベルの方であれば、90点前後を目安にすると良いでしょう。帰国子女でもある程度のテストテイキングスキルがないと高得点は狙えないので、受験前に対策をして臨むのがおすすめです。

また、内容もアカデミックなので幼少期に英語圏で生活していた方は特に、SpeakingやWritingで幼稚な言い回しにならないよう注意が必要です。

留学や受験に使うために必要なTOEFLスコアは?

ここまででTOEFLの平均点についてお伝えしてきました。しかし、平均点を取得しただけでは大学留学や大学受験に必要なTOEFLスコアをクリアしたとは言えません。では、どれくらいのTOEFLスコア(TOEFL iBTスコア)が必要なのでしょうか?一緒に確認してきましょう。

留学先の大学が求めるスコアの目安

海外の大学へ留学するのに必要なTOEFLのスコアは、出願先の大学によって異なります。しかし一般的にはTOEFL iBTのスコアを60点以上取得しておけば良いとされており、ひとまず60点を目標として設定している方も多いです。

もちろん大学のレベルによっても提出に必要なスコアの差がありますので、志望校は何点のスコア提出が必要なのか、または今のレベルだとどこの大学の出願できるのかをホームページなどでしっかり確認をしましょう。

大学受験に必要なスコアの目安

短期留学や長期留学ではなく、4年制の大学を受験する場合は一般的には70点が目安とされています。大学入学を目指しているけど最初は4年制大学ではなく、2年制のコミュニティカレッジなどに出願する!という場合は、60点程度であれば選択できる学校(コミュニティカレッジ)の幅が広がってきます。

また、80〜90点あれば一部のトップ大学を除き多くの大学で出願することができるようになります。トップの大学や大学院の受験を目指している方は、100点以上を目指すと良いでしょう。

TOEFL以外のテストスコアと比較

TOEFL以外にも、大学留学や受験で提出できる英語の資格試験はたくさんあります。TOEFLと同じようにスコアで示すものや英検のように級で分かれているものなど様々です。

スコアの算出方法なども各テストで異なるため一概には言えませんが、こちらの対照表は比較がしやすいため参考にしてみてはいかがでしょうか。提出先によっては、TOEFL以外にもIELTSも使えるところも多いため、提出できる資格試験は何かをしっかり確認することがおすすめです。

他のテストとの比較や採点基準に関しては下記の記事に詳しく書きましたのでご参照ください。

TOEFLの平均点やスコアの目安を知って受験に備えよう!

日本人のTOEFL iBTの平均は72点、全受験者の平均点は83点です。あなたが目標にするスコアは決まりましたか?英語力は学習した時間に比例して伸びていきます。ぜひ目標を達成するまで、諦めずに学習を続けてくださいね!

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