【TOEFL iBTリスニング対策】勉強法とメモのコツも!
TOEFL対策をしていると、 ・TOEFLリスニングは難しい ・リスニングの勉強方法が知りたい ・自分で対策するにはどうすればいい? こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか? 今回はTOEFL iBTリスニングの対策と勉強法をお伝えします。 スコアアップのためのメモ取りのコツ、おすすめ教材もお教えします。 是非、リスニング対策の参考にしてください。
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TOEFL iBTリスニングの勉強法
リスニングにはまず耳を慣らすことが一番です、 多くの英語初心者は、単語の区切りが分からずに苦戦します。 特に初心者は、全部の単語が繋がって聞こえてしまいます。 こんな状態の初心者でも、続ければ必ず耳は慣れてくるので安心してください。 それでは、リスニングスキルを上げるための具体的な方法を説明します。
スクリプトを使う
一文が繋がって聞こえてしまうという人は、まずはスクリプトを目で追いながら聞きましょう。 読みながら聞くことで、発音や単語と単語のつながりがわかるようになります。 また、「読めばわかるが聞くとわからない」という単語もスクリプトを使うことによって聞き取れるようになってきます。 スクリプトが付いた教材やアプリは後ほど説明します。
速度を下げて聞く
早くて聞き取れないなら、ゆっくりに下げて聞くのも有効です。 例えば、Youtubeは再生速度の変更ができます。 初心者におすすめは「0.75」の再生速度です。 速度が25%も遅くなるので、断然聞きとりやすくなります。 実際のTOEFLリスニングは早いので、慣れてきたら必ず通常速度にして聞くようにしましょう。 通常速度に慣れたら、早い速度にしてさらに耳を鍛えましょう!
シャドーイングをする
シャドーイングは間違いなくリスニング力アップにつながります。 シャドーイングは、スピーキング力をあげるための方法のひとつで、通訳の練習にも使われます。 聞いた文、文章が最後まで終わらないうちに、すぐに追いかけながら話す方法です。 かなり集中して聞く必要があるために、リスニング強化になります。 はじめは、スクリプトを使いながらシャドーイングをしてください。 1. スクリプトを見てシャドーイング 2. 同じ文章をスクリプトを見ずにシャドーイングする こうすることで、自分がどこが聞き取れなかったのかがわかるようになります。 分からなかった部分を聞き返して、聞き取れるようになるまで繰り返してください。 シャドーイングを通して口から英語がでるようになってくると、単語動詞がつながりった発音、知らない単語など 自分の苦手な部分に気づくこともできます。 シャドーイングをすることは、必然的にリスニングスキルをあげることにも繋がります。
単語力をつける
知っている単語は聞き取れるものです。 一文の中でひとつでも知っている単語があると、何について話しているかが分かります。 しかし単語そのものを知らないと、理解できません。 語彙力をつけることは、英語力全体のスキルアップにつながります。 TOEFLリスニングに単語対策は必須です。 TOEFL iBTに出てくる単語はアカデミックなものばかりです。 TOEFL専門の単語帳で対策をしてください。
メモ取りでTOEFLリスニング点数アップのコツ
TOEFLリスニングは5分前後と長く、情報量もとても多いのが特徴です。 メモは回答の鍵にもなるため、このメモをどう取るかが点数に大きく関わります。 リスニングを聞きながら、効率よくメモ取りする方法を説明します。
メモは簡潔に書く
メモ取りは、簡潔に分かりやすく書きましょう。 TOEFLリスニングでは、聞きながら早いスピードでメモ取りをする必要があります。 そのためには、単語は省略して書くと時間の節約になります。 【単語の省略例】 example: ex, because: b/z before: b/4 with: w/ without: w/o compare: cp. different: diff. important: impt. similar: sim. regaring: re That is, in other words: i.e. especially: esp minimum: min maxmum: max また、リスニングの内容をそのまま文章でメモしてはいけません。 大切なのは、何を意味しているかです。 ですから、後から自分が分かるように取ることがポイントです。 メモ取りのコツ ・単語は省略して書く ・文章で書かない ・重要なキーワードのみを自分がわかるように書く 次にメモ取りで使える記号について説明します。
表と記号を使い分かりやすく書く
簡潔にメモを取るために、表や記号を使うこともとても有効です。 記号を使えば、圧倒的に早くメモ取りができます。 【記号の例】 and: &, + greater than: > smaller than: < is, same as: = good: 〇 not good, bad: × become:→ revert, back to: ← increase, rise: ↑ decrease, fall:↓ 表にするとは、例えば学生と教授の会話があったとします。 左側には生徒、右側には教授として、記号や単語でメモしましょう。 メモ取りを効率よく行うことで、聞くことにより集中できます。
TOEFLリスニング対策のおすすめ教材
次に、TOEFLリスニング対策におすすめの参考書やアプリを紹介します。 前述に紹介した、スクリプトを使ったり速度を落として聞くにも対応したものもあります。
TOEFL公式対策本
ETSが出版しているTOEFL公式対策本はマストです。 4回分の模試が入っていて、CDもついています。 The Official Guide to the TOEFL Test その他、ETS公式サイトからリスニングの教材が無料ダウンロードできます。是非活用しましょう。 https://www.ets.org/toefl/test-takers/ibt/prepare/tests/listening/
Mastering Skills for the TOEFL iBT
TOEFLリスニングに特化したCD付の参考書です。 リスニング問題や100問前あり、TOEFLによくでるような経済学、自然・天文学、地質学などの問題も含まれています。 中級から上級レベルの人におすすめです。
TOEFL iBT TEST リスニングのエッセンス
TOEFL iBT試験に出題されるような、生物学、言語学、植物学、歴史など幅広いトピックが用意されています。 「LOGIC NOTE」でメモ取りの練習もできます。 https://www.amazon.co.jp/dp/4862902022
TOEFLリスニング対策アプリもおすすめ
外出先や隙間時間にリスニング対策をしたいなら、アプリを活用しましょう。 英語系のアプリはたくさんありますが、初心者と中上級者におすすめのリスニングアプリをご紹介します。
初心者にもぴったり【Listen English Daily Practice】
「Listen English Daily Practice」は、英語初級者にもおすすめのリスニング対策アプリです。 スクリプトが見れて、速度変更もできます。 単語や熟語の意味の解説もあるため、単語強化も同時にできます。 TOEFL専用ではありませんが、レベル別にも分かれていて、ミニテストもついています。 リスニングが苦手な人はまずはここから試してみましょう。
中上級者におすすめ【TEDITC】
世界で有名な人の様々なスピーチを聞ける「TED」を教材にしたリスニングアプリです。 スクリプト、速度変更どちらにも対応しています。 速度変更は0.9,0.8、1.1など細かく設定できるため速度をあげて鍛えることもできます。 科学、社会学など様々なジャンルがあるためTOEFLリスニング対策にぴったりです。
まとめ:TOEFLのリスニング対策は耳を慣らすのが一番
TOEFL iBTのリスニング対策には、まずは耳を慣らすことから始めましょう。 アプリやCDで「1日10分はリスニングを集中してする」を繰り返すと、耳は必ず慣れてきます。 ・シャドーイングで聞き取れるようにする ・単語強化 ・効率的なメモ取り これらのポイントに絞って対策をすると、リスニングの点数アップに繋がります。 この記事が皆さんのリスニングスキル向上の助けになれば幸いです。