TOEFL満点は何点?ITPやTOEICとの換算、日本人の平均など点数関連まとめ

「TOEFLの満点は何点」「TOEFL iBT,ITP,TOEICとの違いは何?」「TOEFLの日本人の平均点は?」など、この記事ではTOEFLの満点やスコアに関する内容に答えていきます。

はたしてTOEFL満点はに可能なスコアでしょうか?では、みてみましょう。

TOEFL iBT,ITP,TOEICの満点と換算表はこれだ!

TOEFL iBT,ITP,TOEICの満点と換算表を下記にまとめました。まずはこの表で各テストのそれぞれのスコアの比較を大まかに把握しましょう。

CEFRIELTSTOEFL iBTTOEFL ITPTOEIC L&R英検
C28.5-9.0該当なし該当なし該当なし該当なし
C17.0-8.095-120627-677945-990英検1級
B25.5-6.572-94543-626785-940準1級~1級
B14.0-5.042-71460-562550-7802級~準1級
A2該当なし該当なし337-459225-545準2級~2級
A1該当なし該当なし該当なし120-2203級~準2級

TOEFL iBT/ITPの満点の正解数は開示されていない

TOEFL iBTでは120点が満点ですが、そのために何問正解すればいいかは開示されていません。しかし、リーディングなどは問題が30問で満点が30点ですので、おそらく1問1点でスコアが割り振られていると思われます。

もちろんスピーキングやライティングは絶対的な答えはありませんので、TOEFLの採点基準に合った回答をすることが求められます。

同じくTOEFL ITPのスコアに関しても具体的に何問正解するとは開示されていませんが、満点を取る際も数問間違えても満点が取れるようにできています。

iBTとITPではどちらが難しいと聞かれますが、SpeakingとWritingが含まれる分、iBTのほうが難しいといえるでしょう。ITPでもITP独特の文法問題がありますが、iBTで高得点を取れるリーディング力のある生徒さんであれば、高得点は十分可能でしょう。

TOEICとTOEFLの違い:満点を取るのに必要な正解数は?

TOEFLとTOEICの違いもよく質問されますが、最も大きな違いはTOEICはビジネス英語の力をはかるのに対してTOEFLはアカデミックな英語力をはかるためのものです。

そしてTOEICにもスピーキングとライティングはありますが、TOEFL iBTのように強制的にその一部にはいっているのではなく、選択した人が受験するというものになっています。

通常日本でTOEICというとTOEICのリスニングとリーディングのみをさしており、これは990点満点です。990点満点を取るにも数問の間違いは許容されています。

TOEFLは日本人でも満点取れる?平均点は?

TOEFLは日本人でも満点取れる?平均点は?

ここからはTOEFLを受験する日本人受験者に関しての質問事項をまとめてみました。

TOEFL満点は超むずかしいが不可能ではない

TOEFLの満点は私も取れていませんが、難易度としてはTOEIC満点の比でないことは間違いありません。英語を教えている私の身の回りでもTOEFL満点は見たことがありませんが、実際に参考書の著者の方にはTOEFL満点の方がいるなど、不可能ではありません。

個人的には神の領域&英語を教える仕事をしていない限り目指す必要のない点数かとおもいますが、ともかく達成は可能です。

TOEFLの日本人の平均点

では、ここで日本人のTOEFL平均スコアを見てみましょう。

● 日本人のTOEFL iBTスコア平均

Reading:18
Listening:18
Speaking:17
Writing:18
(Total:72)

72点というと大学によっては留学の際の最低点をしているところです。しかし他の韓国や中国などの区には80点を超えた点数が平均点ですので、他の国よりは低いといえます。

また、TOEFLのパーセンタイルランクをみると84~88点あたりがランク50ですので、つまり、この辺りを超えてくるとTOEFL受験者全体の平均を超えてくる点数になります。

TOEFLは何点からすごい

TOEFLは何点からがすごいんですかという質問も受けるのですが、上記で述べたように、84~88点あたりが全TOEFL受験者の平均あたりになります。

ですのでその上の90点以上になってくると日本人受験者ではなかなかすごいといえるのではないでしょうか。ちなみに100点を超えると全体の中で78%の位置となりかなりの上位となります。

TOEFL満点をとるための勉強法

TOEFL満点をとるための勉強法

ここではTOEFL満点を目指すための勉強法に関して説明します。大前提として、基礎的な文法や単語力はそなわっているという前提での話になりますので、まだ基礎の部分に不安がある方はまずそこをかためましょう。

スピーキングとライティング対策には時間がかかる

TOEFLで満点を目指すということは、すべての科目で高いスコアを出す必要があります。よって対策に時間のかかるスピーキングとライティングでも完璧に近いスコアを出さないといけないため、勉強の際の時間配分に気をつけましょう。

また、TOEFLのスピーキングとライティングはリスニングやリーディングができる前提の問題ですので、まずリスニングやリーディングが満点が取れないと厳しい状況であることは理解しておきましょう。

TOEFLへの試験対策力を目指す

30点満点を目指す場合、純粋な英語力だけでなく、TOEFLというテストへの対策力も必要になります。TOEFLで高得点を出すためにTOEFLで高く評価されるライティングの仕方やスピーキングの仕方を覚える必要がありますので、参考書やオンライン英会話などを利用しながらその「型」を理解しながら解答できるように練習をしましょう。

TOEFLの参考書に関しては下記の記事に詳しく書きましたので合わせてごらんください。

満点が近くなったら連続受験がおすすめ

TOEFLに限らないのですが、どのテストにもトレンドというものがあります。その時代に話題になる問題のトピックや問題の傾向があるため、短い期間に複数回受けることで試験慣れの効果も得られるため、例えば1ヶ月で2回以上受けるなど、ある程度短い期間にテストを受けることをお勧めします。

私も100点を超えるか超えないかの時に毎週連続で受けることで100点を超えることができました。TOEICでも初めて満点を目指していた時は受けられる限り毎回受けるなどしていましたので、満点が近くなってきたときは連続受験をおすすめします。

TOEFLの満点は120点。日本人でも無理ではないが超ハイレベル

TOEFL120点は超ハイレベルですが不可能ではありません。もうこれを目指すあなたはなぜ目指すのではなく、そこに120点満点というものがあるからとりたいのでしょう。ぜひ、全力で満点というゴールを達成してください。

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