【TOEIC直前の対策はコレ!】コツとテクニックを直前に確認!
このブログにたどり着いた皆さんは近々TOEICなどの英語試験を受ける方が多いのではないでしょうか?英語力はすぐに身につくものではないのでTOEICを受ける際も、日ごろの英語学習がとても大切です。
とはいっても、もう試験まで1か月を切ってしまった!なんて時に、少しでもスコアを伸ばすにはどのような対策が効果的なのか知りたいですよね。そこで今回は、TOEICの試験直前にできる対策とコツについてお話します。
目次(クリックで飛べます)
TOEICの直前に必ずやるべき対策とコツ
試験直前で一番大事なことは新しいことを覚えるのではなく、今までに培ってきた英語力を最大限発揮できる対策をとることです。
英語力は一朝一夕でつくものではないのでTOEIC直前に新しい単語や文法などを覚えても本番でそれらを使いこなせるとは限りません。では具体的にどんな対策をとると効果的なのか、さっそく見ていきましょう。
TOEICの模試を解く
まずは試験の流れをしっかり把握することです。TOIECの問題形式はだいたい決まっているので、流れを理解していると次の問題が予想でき、心の余裕に繋がります。
そこで効果的なのが模試を解くことでしょう。苦手パートを重点的に解くことも意味はありますが、全体を通して本番さながらの流れを体験してみることもお勧めします。TOIECは設問数が多いうえに試験時間は2時間と長いです。
全体を通すことで、長丁場をやりきる体力をつけることができますし、時間配分も身に付きやすくなります。同じものを何度も解くことでも十分です。見なくても次の問題がわかるくらい何度もこなすことで英語力もつきますよ。
時間配分を身体にたたきこむ
模試をするときは時間も計りましょう。上記でもお話したようにTOIECは時間配分をしっかりしておかないとすべて解ききることは難しいです。時間配分を身体にたたきこむことで、スコアの取りこぼしを減らすほか、本番で時間に追われてパニックになることも防げます。
リスニングパートは音声に従って解いていくので時間配分はそこまで不要ですが、リーディングパートは時間配分をしっかり覚えておきましょう。以下に参考例を記載します。簡単な問題を早く解ければ、難しい問題により時間を割いても大丈夫です。
ただし、制限時間内に各パートを終えるよう練習しましょう。 パート5(短文穴埋め30問)1問20秒、制限時間10分 パート6(長文穴埋め16問)1問30秒 制限時間8分 パート7(長文問題54問) 1問1分 制限時間54分
TOEICの参考書を復習する
次に直前対策で有効なものは参考書の復習です。試験まで時間がないなか新しい参考書や問題集をやるよりも、今まで使っていたものを復習することで頭の中が整理されやすく、内容もより頭に入ります。新しい単語を覚えたくなる気持ちもわかりますが、いままで出会ってきた単語や文法を復習した方が効率的です。
TOEICリスニングパートのテクニック
各パートの解答テクニックも直前対策に有効です。
①Part1 このパートは明らかに写真にはない単語や動詞が聞き取れるかが重要です。そのような言葉が入っていた場合は不正解になるので選択肢から外せます。正解がわかれば問題ないですが、わからなくても消去法で解答を選択すると正解率があがるので、途中で諦めず少しでも単語を聞き取るよう意識しましょう。
②Part2 全25問が次々に音声で流れていくため、わからない問題があったらいさぎよく諦めて次の問題に進みましょう。他の問題への悪影響やパニックを防げます。
③Part3・4 リスニングの後半は問題文の先読みが大切です。パラフレーズが多くなり(例:顧客はclientやcustomer、同僚がcowokersとcolleaguesなど)、ひねった解答が正解となる場合も増えてくるので、問題の先読みをすることで文全体の意味を把握するようにしましょう。また、このパートは音声を聞きながらの解答になるので先読みはその点でも有効です。
TOEICリーディングパートのテクニック
①Part5 このパートは文法力が試されます。なので知らない名詞などがあっても焦らなくて大丈夫です。主語や動詞、文の構造に着目するようにしましょう。
②Part6・7 長文問題は文の前後の読解も必要となり、予想以上に時間を取られがちです。ここでは自分の得意な形式の問題から解いていくことも手でしょう。シングル・ダブル・トリプルパッセージなどどの様な形式が得意なのか自分の傾向を捉えておくといいと思います。わかる問題を先に取り組み時間を有効に使えるようにしていきましょう。
リーディングパートは時間配分がカギを握ります。全体を通して「何秒してもわからなかったら次の問題へ」と事前に決めておくとスムーズです。
TOEIC試験直前当日|最後の悪あがきでスコアアップ!
これまでTOEIC直前の対策をお話してきました。では試験当日はどうでしょうか?少しでもスコアアップするために本番ギリギリまでできる対策もご紹介します。
リスニングを聞きながら会場へ行く
ギリギリまでできる対策として「リスニングを聞く」ことができるでしょう。英語を聞いて英語脳にしておくことにも効果的です。倍速で聞きスピードに慣れるといいなど様々な方法がありますが、自分にあったスピードで十分かと思います。中にはリスニングを聞いてわからないと余計焦ってしまうという人もいるので、自分の傾向を把握し取り組むといいでしょう。
焦らずに落ち着いて取り組む
試験当日は緊張してしまって本来の力を発揮できないこともあります。そうならないために英語対策以上に体調管理も大事になってきます。睡眠時間の確保、事前の食事をとるタイミング、食べるなら量はどのくらいがベストか自分の体調と相談する、試験前にトイレに行っておくなどです。一番自分が落ち着いて臨める方法を見極めておきましょう。
難しい問題は時間をかけすぎない
何度もお話している通り、TOEICは時間との戦いです。難しすぎる問題にいつまでも固執していると、本来解ける問題も時間切れになります。解けないことでパニックになり撃沈なんてこともよく聞きます。「〇秒しても解けなければ次の問題にいく」と事前にルールを決めるなどして、時間配分を意識した解答をしていきましょう。
分からない問題は必ず塗る
難しすぎる問題はスキップしてどんどん解き進めていくことが大事ですが、わからないからとマークをしないとその問題のスコアはゼロです。少しでもスコアアップの可能性を上げるためにマークは必ず全問塗りつぶしましょう。
リスニングパートは次々に流れる音声でマークを付ける余裕がないことがあります。その場合は問題用紙に解答の印をつけ、説明文の解説の時に一気にマークシートに記入するなど工夫しましょう。
リーディングパートも問題文とマークシートの行き来を減らすため、長文問題は解答用紙に印をつけ大問ごとにマークを塗りつぶすという方法もできます。
TOEICの直前対策はテクニックと復習が重要!
TOEIC直前でも今までの復習や時間配分・問題形式の把握、体調管理などやれることはたくさんあります。この記事を参考にご自身にあった対策を選択・実践し良いスコアが取れることを願っています。