IELTSライティング対策のコツ!添削やタスク別勉強法で7.0突破を目指せ!
この記事ではIELTSでOverall7.0を取得するための方法をお伝えします。 海外の大学や大学院へのチャレンジ、また海外勤務や移住において7.0という点数は一つの目安となります。 私自身7.0取得にはかなり苦戦し様々な勉強方法にトライしてきました。
「ライティングの点数が上がらない。」
「タスク別の勉強方法がわからない。」
そんな方は是非ご参考にしてくださいね。 それでは指導経験や自分自身の学習方法を基に具体的に解説していきます。
目次(クリックで飛べます)
IELTSライティングの添削を受けるのが得策
IELTSの4つの中で特に苦手な人が多いのがライティングであり、アウトプット重視で学習することが得策です。 私たち日本人はどのように英作文を書けばよいのか学校教育では教えてもらっていないので、英語でのエッセイや論文の基本的な書き方を学ぶ必要があります。
そのため、英文やIELTSのエッセイにおける攻略ポイントを熟知した方の添削を受ける必要があります。
ライティング添削を受ける前に
添削を受けることで書き方や表現を学ぶことができますが、自習も必ず進めなくてはいけません。 特に表現の暗記がライティングではマストです。 信頼できるリソースから語彙を継続的に学び、使いやすい表現をある程度ストックしておきましょう。
参考書のCambridgeのナンバーシリーズを手に入れよう
IELTSの練習に一番適していると言えるのが、CambridgeのIELTSナンバーシリーズです。 CambridgeはIELTSの運営母体であるのでかなり信頼も置けます。
メイン教材としてこちらを活用すれば点数UPにかなり役立ってくれることでしょう。 どれくらいのレベルの内容を書けば6.5が取れるというようなある程度の目安となる解答例があるのも、本番を想定して解く上で嬉しいですよね。
日本でIELTSの添削に使えるサービス
ライティングの添削サービスを受けれる会社はいくつかありますが、なかでも特におすすめなのが『ベストティーチャー』です。 ベストティーチャーはライティングとスピーキングに力を入れており、ライティングからレッスンを始めるという方針の下運営されています。
数ある英会話スクールの中でも珍しいこのシステムですが、この意図はスピーキングで話す内容を加味に書き出すことで話している内容を客観的に理解するためです。 そのためライティングの添削のプロフェッショナルが数多く在籍されています。
無料トライアルがあるのでまずは今すぐ下記バナーから問い合わせてみてください。
ネイティブに添削してもらうには&注意点
「添削だけなら英語ができる外国人にお願いしよう。」と、アプリや英会話学校でIELTSの知識のない方に添削をお願いするのは注意しましょう。 IELTSにはBand Score(バンドスコア)と呼ばれる採点基準が設けられています。 英語ができてもIELTSで求められている内容に触れていなければ高得点には繋がりません。
IELTSライティングの添削サービスに関しては下記に詳しい記事を書きましたのでこちらご参照ください。
IELTSライティング対策の全体像とコツをつかもう
IELTSのライティングは2つのタスクに分かれています。
・タスク1 円グラフやバーチャート、物事の過程や地図問題など様々な種類の資料を読み150字以上で要約します。 ・タスク2 ビジネスから社会問題に至る幅の広いテーマについて250字以上でエッセイを書く問題です。
両タスクのコツとしては、 ①タスク1では読み取れることを描写し推測で情報を加えない。 ②タスク2ではエッセイの構成を考えて書く。 という2つの点が重要です。
IELTSライティングの採点基準を理解しよう
先ほども少し触れましたが、IELTSではBand Score(バンドスコア)と呼ばれる採点基準を基に点数を付けられます。 ライティングのおけるBand ScoreはIELTS公式サイトからも公表されています。https://takeielts.britishcouncil.org/teach-ielts/test-information/assessment
・Task Achievement(課題の達成度)
・Coherence and Cohesion(一貫性とまとまり)
・Lexical Resource(語彙力)
・Grammatical Range and Accuracy(文法知識と正確さ)
この4つの項目がそれぞれ9段階に分かれ、平均値として出る0~9のいずれかが最終的なスコアとなります。
IELTSの採点基準に関しては、下記の記事に詳細を書きましたので確認しておいてください。
ペーパー形式の場合:1行10語を基準にしよう
IELTSのライティングテストは紙ベースとコンピューター形式の2種類があります。 紙面の場合、鉛筆でひたすら文字を書くことになります。 そのため頭で考えた英文をただただ日記のように書き続けていると何語書いたかわからないという事態に陥ります。
何度も時間をかけて数えなおすことは時間の無駄となるので、1行10語を基準に書くことで一瞥して文字数を把握しやすくすることがおすすめです。 受験以外でも紙に実際に英作文を書いてみる練習を行うことが大切ですね。
必ず準備してからライティングする
ライティングはいきなり書き出さず必ず構成を練ってから書くようにしましょう。 思いつくままに書いてしまい、書き終えた後に振り返れば論理性が破綻しているとなれば本末転倒です。 例えば、下記のように大枠を決めて書くのがおすすめです。
①導入パラグラフ
②ボディ1:賛成意見
③ボディ2:反対意見
④結論
さらに各ボディで書く内容までメモしておくとさらに書きやすくなるのでおすすめです。
素早く文章を削除、挿入する方法
紙ベースで受験した場合、文章の修正が受験者の方にとっては悩みのタネのようです。 事前に知っておくべき情報としては、間違えて書いた文字は斜線で消してしまってOKです。 消しゴムを使うと時間がかかってしまうので、見栄えが多少悪くなっても斜線で消すことをおすすめします。
そして修正に備えて文字と文字との間を開けて書くことも重要です。 空白を開けておくと、正しい文字を斜線を引いた文字の横にあいた間に書くことができます。 修正方法に慣れておくためにも、テスト本番に備えて事前に紙に書く練習は必ずしておきましょう。
そして文を挿入したい場合は挿入したい分 { を使って挿入したい場所に入れれば実はOKです!私はこれを知らずにいちいち消しゴムで消したりなどしてスペースを調整していました。。。
無料でできるケアレスミスを減らす方法
紙面ベースで確認する場合は時間をおいて見直すのが大事です。 そしてコンピューター形式の場合はをwordに答えを一旦コピペし、間違いがあるかどうかを確認するということが大事ですね。
自分のレベルの把握から始めよう
ライティングの練習は、まずは書き出すことから始めなければいけません。 Cambridgeシリーズや公式も問題集を通して、実際に問題に取り組みながら訓練を積むのがおすすめです。 最初は書くのは難しいのは当然ですので、トライ&エラーの精神で何度も答えと照らし合わせながら書き直してみましょう。
ただ、何度も言いますが、ライティングは他の人に見てもらうのがとにかく大事です。
IELTSライティングタスク別完全対策とコツ
続いてはライティングのタスク別に個別対策法をお伝えしていきます。
IELTSライティングでテンプレートを活用しよう
IELTSのようなエッセイを書くことが初めての方は、まずはテンプレート(ひな形)を活用してみましょう。 テンプレートは参考書に書いてある答えを覚えるような形で、頭で覚えて手が勝手に動く状態にしておくのがベストです。
ライティングに限らず、まずインプット学習をしたうえでアウトプットしていくのが大事です。日本語でも守破離という言葉がありますよね。
型をいくつか覚えれば段々と言葉を変えてオリジナリティがある文章になってくるので、得意なエッセイのテーマも増えてくるでしょう。
パラフレーズを学びライティングの表現の幅をひろげよう
パラフレーズをは同じ単語を別の言い方で表現することで、例えばグラフの問題で数値が上昇していることを描写したければ
Increase
Surge
Skyrocket
等のように別の単語で置き換えていきます。これをしないと語彙の評価が下がります。ですので類語を覚える癖をつけましょう。
IELTSライティング本番と同じ用紙で練習しよう
書く内容だけでなく本番で焦らないようにするために、解凍形式を知っておくことも重要です。 公式サイトから解答用紙がダウンロードできるので本番を想定して何度か時間を測りながら練習してみましょう。
IELTSライティング:タスク1
タスク1では図、表、地図などの視覚資料を150字以上で描写する問題です。 注意点としては、エッセイのように自分の見解を述べる必要はなくあくまで資料の説明のみを行うことが大事です。
対策方法は、サンプルを下に各資料ごとの書き方を覚えることが大事です。 問題量をこなし使用するボキャブラリーを覚えてしまいましょう。 特に数字の表し方や、文と文を繋ぐ役割となる表現をストックしておくと役立つでしょう。
IELTSライティング:タスク2
タスク2は250字以上でお題に対するエッセイを書く問題です。 お題は様々で、意見に対して賛成か反対なのかを答える問題やメリット・デメリットを説明する問題など数種類のタイプがあります。
練習で必要になるのは、まずは書き方を覚えることです。 導入文→ボディ1→ボディ2→結論というような順序を覚えましょう。 そして数種類のお題に対して不得意なく回答できるようにサンプルをもとに書き方を学び、自分で何度もエッセイを書いて見ましょう。
IELTSライティングの例題や例文、テンプレートがもっと欲しい場合
さらに練習問題を通してIELTSライティングの点数を向上させたい場合、インターネットで検索をすれば対策はいくらでも打てます。 ielts practite testのように調べると、かなりのIELTS対策のウェブサイトがヒットします。 いくつかおすすめを紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね!
IELTSライティングの例題や例文
さらに練習問題を通して練習されたい場合は下記のウェブサイトで練習されることをおすすめします。
① https://www.ieltsanswers.com/
Cambridge IELTSシリーズの解答例から他にも豊富な練習問題を揃えています。 他にも使える言い換え表現などもリスト化しているのでボキャブラリーも一緒に学べるので学習に向いていますね。
② https://ielts-simon.com/ielts-help-and-english-pr/
ライティングでのボキャブラリー習得にかなり役立つ凄腕ウェブサイトです。 細かいパラフレージングスキルを学ぶには最適ですね。
IELTSライティングのテンプレート
ライティングのテンプレートがタスク1からタスク2までかなり豊富に掲載されています。 IELTSの学習はこのウェブサイト一つで完結できるでしょう。
こちらもテンプレート数だけを見ると圧倒的なボリュームです。 問題数を一つでも多くこなしたい方におすすめです。
IELTSライティング完全攻略のまとめ
IELTSライティングの攻略において大事なのは大きく二つです。
・適切な点数取得への段取り
・苦手分野の把握と克服
自分自身の足りない箇所を、目指す得点サンプルを基に洗い出し克服することで自ずと目標に達することができるでしょう。頑張ってください。
その他のIELTSの勉強法全般に関して、下記の記事もぜひご覧ください。