IELTS奨学金って知ってる?留学や進学関連奨学金まとめ

あなたは社会のために何をしたいですか。留学後どのような自分になりたい、どのように活躍したいと考えたことがありますか。

昨今の経済事情、留学したいけれど、経済的に難しいと考えていらっしゃるなら、ちょっと待ってください。あきらめなくても大丈夫ですよ。

実は、たくさんの奨学金制度があります。いくつかこれからご紹介させていただきますので、ぜひご参考にしてください。そして一歩踏み出しましょう。さあ、あなたの夢を叶える時がきましたよ!Fly to the world and make your dreams come true!

IELTS奨学金とは

British Council Japan ILELTS Awardという正式名で、公益財団邦人日本語検定協会とブリティッシュ・カウンシル(イギリス) が主催する異文化間交流の促進を目的とした奨学金制度のことを言います。

IELTS奨学金でもらえる金額

海外の大学や大学院へ留学される方を日本から4名選出し、30万円を学費補助として支給します。
(参)https://www.britishcouncil.jp

IELTS奨学金の出願条件

“British Council Japan IELTS Award 2019 の場合、出願条件は、

①応募時点で日本在住であること
②IELTSの成績提出を入学条件としている大学または大学院へ2019年度中に留学される方が対象です。

2021年度の募集に関しては現在調整中とのことです。
*年間300万人が受験している。2020年で10回目の募集となります。
     ”

IELTS奨学金以外のIELTSが使える海外留学関連奨学金一覧

IELTS奨学金以外のIELTSが使える海外留学関連奨学金一覧

様々な奨学金制度がありますが、簡単にまとめますと、返済要(貸与型)と返済不要(給付金型)があります。以下いくつか具体的な奨学金を紹介していきましょう。

日本学生支援機構JASSO 海外留学支援制度

別名協定派遣と言います。これは要するに、日本の高校以上に在籍する学生たちが、協定している海外の高校に行き、31日以上1年以内で、何かしらの決まったプログラムを行います。そのプログラムを実施する支援制度のことを言います。
(参)www.jasso.go.jp/ryugaku/tantosha/study…/index.html

経団連(IELTSが使える複数の奨学金あり)

(公社)ユナイテッド・ワールド・カレッジ日本協会

国際的教育機関であるUWC(ユナイテッド・ワールド・カレッジ(2年制の高等学校))の日本委員会として、高校生を世界各地のUWC校に選考・派遣します。

(公財)経団連国際教育交流財団

石坂経団連第2代会長の遺徳を記念し、日本人留学生の海外派遣、外国人留学生への奨学金供与を通じて、日本の学術研究や世界経済の発展、国際社会に貢献する人材を育成することを目的に活動しています。

皇太子明仁親王奨学金

現在の上皇陛下のご成婚とハワイ訪問を記念してハワイに設立された奨学金基金の日本委員会として、ハワイ大学と日本の留学生交換事業を支援しています。

フルブライトジャパン(アメリカ留学だがIELTSで奨学金がもらえる)

フルブライト交流事業は米国と相手国の共同管理で成り立っています、自治運営に基づき、所属機関・居住地・人種および信条に関係なく、応募者個人の資質に基づく人選を行います。一般公募の奨学金制度として世界的な評価を得いています。

ちなみに設立は1946年8月1日、参加国数は160以上、設立以来の総参加人数は39万人以上です。この制度の目的は、奨学生に対してそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的支援を行うことや何らかの形で日米の相互理解に
貢献できるリーダーを養成することを目的としています。

各自の研究活動だけではなく、それぞれの留学先や地域社会・文化等の様々な活動に積極的に参加されることを期待されています。また帰国後も専門性の高い職業や私的な活動を通して、直接的・間接的に日米関係の向上に貢献することが非常に期待されています。

(参)https://www.fulbright.jp/scholarship/


平和中島財団 日本人留学生奨学生制度

この財団は、「世界の恒久的平和維持のためには、教育をもって貢献することが、最良のみちである」とするため、中島健吉氏(元株式会社中島ホールディングスファウンダー会長)の強い理念のもとに設立されました。

この奨学金は、全て給付金で返済する必要はありません。2021年度の募集は既に終了しており、2022年度奨学生の募集は、2021年9月~10月に行う予定です。大学推薦によるもので、個人応募はできません。

募集要項は8月下旬に日本全国の国公私立大学(通信教育課程のみの大学は除きますが)に送付されます。申込書類は在籍大学の奨学金係等で入手できます。外国人も可です。

こちらの場合、日本語が必修科目である海外の大学の学部学生で、日本の大学に1年間留学する者を対象としています。こちらの財団が指定する海外の大学(海外指定校で50か国50大学)の推薦が必要になります。

(参)www.jasso.go.jp/ryugaku/related/…/index.html

IELTSのスコアが必須でない奨学金

これまで上げた奨学金以外でIELTSのスコアが必須でない奨学金もあります。いくつかの奨学金を上げますので自分が使えるものがないか確認してみましょう。

(公財)イノアック国際教育振興財団

といって、ウレタンやゴムといった素材の開発と製品化をおこなう民間企業「イノアック」という会社も留学支援をしています。応募資格は大学、大学院に在籍中の日本人学生で、1年以上継続して留学する学生審査内容は、書類と面接のみです。

支給額は、1年以上2年以内で月額8万円です。
(参)http://www.inoac-scholarship.jp/

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム大学生等コース

こちらは文部科学省主催でありますが、官民協同の留学促進とする奨学金制度です。意欲と能力のある全ての日本の若者対象で、2013年10月に設立しました。政府だけではなく、各方面で活躍されている方々や民間企業からの御支援で成り立っています。

将来世界で活躍されるグローバル人材を育成します。(参)https://tobitate.mext.go.jp/

Kiyo Sakaguchi奨学金

この奨学金は、プルデンシャル生命保険株式会社が学業成績が優秀で、「数学」の分野を極めるためにアメリカ留学を希望しているが経済的に困窮している高校生、大学生を支援する制度です。

大学や大学院留学中年間300万円を上限として支給しています。原則として返還は不要です。

給付期間は1年更新、最大4年間で、給付金に生活費(寮費や食費)やテキスト代、ビザ取得に関わる費用、渡航費は含まれません。

応募資格は、アメリカの大学や大学院に数学科目の専攻を希望する高校生や大学生が対象です。日本の高校、大学に在籍していることと日本に在住していることが条件です。通年募集しており、募集締切は毎年8月末日
(*エントリーフォーム必着)、合否決定は毎年12月予定です。

*エントリーフォームは、学歴・予定大学・専攻・保有資格・自己PR等
小論文(テーマ「留学して実行したいことと将来の抱負」800字程度、成績証明、所得状況の証明書が必要です。
募集人数は、1~2名、選考方法は書類審査(第1次選考)と面接(第2次選考)

*面接時は成績証明書、資格証明書、納税証明書もしくは所得証明書、住民票が必要です。内定は、第2次選考後ご本人に書面にて通知されます。
(参:www.prudential.co.jp/company/…/contribution05.html)

IELTS関連の奨学金を上手に活用しましょう

この記事ではIELTS奨学金やIELTSを利用した奨学金制度をご紹介させていただきました。世の中には他にもたくさん奨学金制度がありますので、自分の所属する大学などにも詳細を確認しましょう。
夢をあきらめず、一歩一歩着実に留学のご準備をなさっていってくださいね。

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