IELTSでニュージーランドに移住・永住・就労・留学する!必要な情報などまとめ
治安が良く、留学や移住先として世界的にも大変人気があるニュージーランド。実は、ニュージーランドで生活をするにあたり、IELTSのスコアが求められる場面があります。
この記事では、ニュージーランドで就職、永住、留学するために必要なIELTSのスコアや対策、IELTS以外に英語力を証明することができる試験について紹介しています。ニュージーランドで生活をしたいと考えている方や、IELTSのスコアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
目次(クリックで飛べます)
ニュージーランドでIELTSが必要になる場面
ニュージーランドで実際にIELTSのスコアが必要とされるのはどのような場面でしょうか?IELTSのスコアが必要とされる場面は大きく分けると3つ、就職するため、永住するため、留学するためです。
こちらの記事を読んでいる方の多くもいずれかの理由で IELTSの学習をしているのではないでしょうか。ここから先では、就職、永住、留学の際にどれくらいのスコアが求められるか、アカデミックモジュールとジェネラルモジュールどちらを受験すべきかを説明していきます。
ニュージーランドで就職する、仕事に就くためのIELTS
ニュージーランドで就職するためには就労ビザを取得する必要があります。就業ビザの習得にはIELTSで4.0以上のスコアが必要です。申請するビザの内容によって求められるスコアが異なる場合もありますので、申請をする前に事前に必要となるスコアを把握し、IELTSの学習を進めましょう。
アカデミックモジュール、ジェレラルモジュールのどちらでもスコアさえクリアしていれば申請できるビザがほとんどなので、英語力に自信がない方は、比較的簡単と言われているジェネラルモジュールの受験がおすすめです。
ニュージーランドに移住・永住するためのIELTS
ニュージーランドに移住・永住するために は英語力の証明が必要不可欠です。IELTSのスコアは6.5が必要です。おすすめなのはジェネラルモジュールの受験です。実は、アカデミックモジュールでも永住権の申請は可能です。
しかし、アカデミックモジュールは大学・大学院留学の際に必要となる場合が多く、一般的にはジェネラルモジュールよりも難しいと言われています。
永住権の申請のためだけにあえて難しいチャレンジをする必要はないと思いますので、ジェネラルモジュールの受験がおすすめです。
ニュージーランドに留学するためのIELTS
ニュージーランドに留学する際は、多くの大学・大学院での英語力の証明としてIELTSのスコアの提出を求められることがあります。大学によって基準が異なる場合があるので受験前に必ず必要なスコアを確認しましょう。
また、ほとんどの場合アカデミックモジュールのスコア提出を求められます。一般的にはジェネラルモジュールよりアカデミックモジュールの方がより学術的な内容を問われるため、難しいと言われています。
IELTS対策をしてニュージーランドへ行こう
日本で IELTS対策を行うことはもちろん大切ですが、ニュージーランドでIELTSのスコアを上げることは可能でしょうか?ここから先では、日本での学習とニュージーランドでの学習について比較し、注意点なども紹介しています。
現地の英会話学校に行くか日本で勉強するか
日本でIELTSの勉強をし目標スコアを取得してから就業、永住、留学をするという流れが王道ですが、ニュージーランドの英会話学校に通いながらIELTSのスコアUPに挑戦することも可能です。
国内でできるIELTS対策
日本国内では、公式問題集を解いてテスト対策を行なったり英語の総合的な力そのものを上げることで目標スコアに到達することが可能です。
また、英会話学校やIELTS対策専門機関などを利用しライティングやスピーキングなど自分では判断しづらいセクションも客観的にアドバイスを仰ぐことができます。日本語で細やかなサポートを受けることができ、対策用のテキストなど独学するにも最適な環境と言えます。
ニュージーランドの語学学校に通う際の注意点
目標のIELTSスコアを取得する前に、ニュージーランドの語学学校へ通い、英語力を向上させながら目標を達成することも可能です。
IELTSは試験ですから、ある程度のテストテイキングスキルが必要です。語学学校ではIELTS対策の授業などを受けられるか確認するようにしましょう。
ニュージーランドの語学学校では、IELTS対策があっても解説等全て英語で行われます。それが理解できないとかなりしんどい時間となってしまいますので、英語力に自信がない方こそある程度は日本で学習してから渡航することがおすすめです。
IELTS以外の試験でも英語力の証明はできる
ニュージーランドで就業・永住・留学の際にIELTS以外にも英語力を証明することができる試験があります。こちらから先では、IELTS以外の試験について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
TOEFL iBT
TOEFL iBTはアメリカなどの大学・大学院に留学する際に必要となるイメージがある方も多いと思います。実はニュージーランドでも英語力の証明として有効な試験です。学生ビザ取得の際は、入学する大学によって求められるTOEFL iBTのスコアが異なりますが、永住権などの申請には合計スコアが79以上である必要があります。
TOEFL iBTは自宅受験版もありますが多くの場合はテストセンターで受験したスコアを提出する必要があるので、事前にしっかり確認をしましょう。
PTE(Pearson Test of English Academic (PTE Academic))
日本ではまだまだ馴染みのないPTE(Pearson Test of English Academic)ですが、こちらも英語力の証明として有効な試験です。
他の試験のように読む・書く・聞く・話すの4技能を測ることができる試験です。特徴的なのが、結果が5日以内に通知されCBT(Computer Based Test)形式となっています。
英語を母国語としない人に向けたビザ申請のための英語試験です。試験日も多く設定されているため受験しやすい点が最大のメリットと言えます。
そのほかケンブリッジ検定も使える
TOEFL iBTやPTE(Pearson Test of English Academic)以外にもケンブリッジ検定も使えます。イギリスで設定された英語検定で、TOEFL iBTやPTEとは異なり結果が合否で判断されます。
また、スコアで判断される英語の試験の多くは、2年でスコアが失効してしまいますが、ケンブリッジ検定は合格が失効するなどはありません。レベルは5つあり、目的や提出先によって求められるレベルも異なりますので、他の試験同様、事前にしっかりリサーチを行いましょう。
ニュージーランドに住むならIELTSが本命!しっかり対策して好スコアをとろう
就業、永住、留学とどのようなシチュエーションであっても、ニュージーランドに住むためにはIELTSのスコア取得は必要不可欠。いつまでに、どれくらいのスコアが必要なのか、必要なのはアカデミックモジュールなのかジェネラルモジュールなのかをしっかり確認した上で、対策を行いIELTS受験に備えましょう。