IELTSリスニング対策とスコアアップのコツ!おすすめ教材や勉強法も

IELTS のリスニングテストに向けて、一体何をしたら効率よくスコアアップが望めるのか悩んでいる方は多いでしょう。 通学、通勤電車の中で英語を何かしら毎日聞くようにはしているけれど、効果が実感できないということはありませんか?

この記事ではリスニング力を強化するためにできることを具体的に提案していきます。

単語力を充実させる、発音を見直す、そしてテストで点に結びつく上手な聞き取り方を学ぶことなど、自分に足りないところはないか、記事を参考に振り返ってみましょう。

ちなみにIELTSのスコア全体を上げたい場合は下記の記事もご覧ください。

IELTSリスニング対策の流れ

IELTSのリスニングテストは4つのパートに分かれています。

  1. 2人による日常会話のやりとり
  2. 話者が1人で内容が日常的なもの
  3. 複数人による学術的な会話
  4. 話者が1人で内容が学術的なもの

という構成です。

問題集(IELTS公式問題集等)をやってみて自分のレベルの確認をし、まずは弱点を見つけましょう。そして問題のパターンにも慣れていきましょう。

イギリス英語に接しておくことはやはり大切です。オンライン英会話などでいつも同じアメリカ人の先生と会話練習をしている方は、だいぶ聞き取りが上手になったと思っていたのに、現地に行ってみたら何を言われているか全くわからなかったということもよくあります。

現地の人同士が話している速度、アクセントなどに普段から触れておくことがIELTSリスニングにも役立ちます。

リスニング力を上げる勉強法を取り入れる

IELTSにこだわらず、全般的なリスニング力を上げるためには、やはり英語に触れる時間をできるだけ毎日確保することが大切でしょう。

NetFlixなどで洋画を見たり、YouTube でTed Talksを見る、BBCラジオを聞く、自分の興味がある分野の番組を見聞きすることも飽きずに続けられる秘訣です。

英語字幕で見られるものがあれば、2度目は字幕を見て聞き取れなかったところを確認するのもよいでしょう。 漫然と見ずに、短くても時間を決めて毎日見る、聞く、真似して口に出すなどルーティンにすると効果は上がります。

ときにはリラックスして、例えばイギリスに留学予定の人であれば、現地で人気のある料理番組「The Great British Bake Off」などをYou Tubeで見たりするのも楽しいでしょう。イギリスの一般の人が出演する番組なので、様々なアクセントを聞くことができます。

IELTSリスニング特有の対策をおこなう

IELTS公式問題集(Cambridge IELTS 15 Academic Student’s Book with Answers)を購入し、まずトライしてみます。答え合わせをしてみて、自分がどのくらい聞き取れているのかを確認します。

その上で、わからなかったところ、聞き取れなかったところを確認するためスクリプトを読んでみます。 聞き取れなかった理由が、その単語を知らなかったからなのか、発音が耳慣れなかったためなのか、速度がゆっくりならばわかったことなのかを確認しましょう。

確認後、自分の弱点を強化できる対策をしていきます。(例:単語力を高める)

リスニング力をアップする勉強法のコツ

リスニング力をアップする勉強法のコツ

リスニング力をアップするためには、大きく分けて2つの要素があります。1つは発音を学んで英語の音がわかるようにする、そして英語の音が聞き取れてもその単語の意味が分からなければしょうがないので語彙力を増やすという要素です。ではその2つを詳しく見ていきましょう。

発音を勉強して英語の音を理解する

まず、英語特有の音の種類をわかっていないと、聞き取りはできません

発音の仕方を間違って覚えている単語は、書き言葉ならすぐに理解できることであっても、耳から入る場合には何を言っているのか想像することもできません。

リスニングの音声とスクリプトを合わせ見て、聞き取れなかった言葉がどのように発音されているのか確認してください。 勘違いしていつも発音していた単語などもあるでしょう。

例えばAppleのAの発音をできるだけお手本に近い発音で言ってみるなど、英語特有の発音をチェックして実際に口に出して練習してみると、リスニングで聞こえてくる単語が不思議と聞き取れるようになっていきます。

単語力をつける

音として聞こえていても、その単語の意味を知らなければ問題を解くことができません。単語力をつけることは遠回りのように感じますが、やはりIELTSに出てくる単語を知っていることは当然ながら重要なことです。

自分の現時点でのレベルに適した単語帳(例:初心者には実践IELTS英単語3500、中級者にはIELTS必須英単語4400等)を用意し、地道に毎日何ページ、と目標を決めて覚えていきましょう。

ちなみに、下記のバナーをクリックして、LINEの友達になってもらえますと、「1日100語を覚える簡単3ステップ」という単語を短期間で覚えて忘れない方法をYoutubeで動画付きで説明しています。

それ以外に役立つ情報も発信していますし、役に立たないと思ったらブロックしてもらえればいいので、ぜひ今すぐ登録してみてください。

シャドーイング

英語学習者には、もうご存知の方も多いでしょう。シャドーイングとは英語の文章を聞いたらすぐに影(シャドウ)のように追いかけて、聞いた通りに真似をして話す方法です。

シャドーイングはまず集中して聞くことが必須なので、それだけでも漫然と聞いているより学習効果は高いです。

そして真似をして英語を口に出すことにより自然と英語独特のリズムや発音、アクセント、抑揚などが身についていきます。

シャドーイングをするためには繰り返し音声を聞くことになり、自分で真似をして発音するうちに、いつの間にか以前は聞き取れなかった単語が聞こえてくるようになります。

シャドーイングはなかなかつかれる練習法ではありますが、その分高い効果が期待できる、とてもお勧めの学習方法と言えます。

IELTSリスニング特有の対策をおこなう

IELTSリスニング特有の対策をおこなう

IELTSのリスニング対策にはいくつか押さえておくべきことがあります。下記の具体的な勉強法を抑えて効率的にスコアアップしましょう。

問題文を読んでから聞く

リスニングをするときに、何についての話なのか先に情報が頭に入っていると理解できる範囲が拡がり、内容がわかりやすくなります。話される内容の背景をつかむために、問題文には必ず目を通しましょう。

ちなみに、この方法はIELTSのリスニングスコア6を超えたころくらいからがおすすめです。初めのうちはまずそもそも英文を聞き取れるようにするところから始めましょう。

メモを取りながら聞く癖をつく

試験時には音声は一度しか流れないので、集中して聞き取ります。メモはカタカナでも構わないので、ここは必要と思われるところは素早くメモします。

先に質問と選択形式の答え部分にざっとでも目を通してあると、ポイントがわかりやすいと思います。特に数字や人、場所の名前などは、ささっと書き取っておきましょう。

問題集を多く解いて問題パターンになれる

IELTS用の公式問題集(最新はCambridge IELTS 15 Academic Student’s Book with Answers)を購入し、リスニングの練習をしましょう。 パターンは決まっていますから、いくつかやってみるとテストの傾向にも慣れて、本番のときにも余裕をもって臨むことができます。

だいたいこんな感じだな、というのが試験前からわかっていれば落ち着いてリスニングに集中できるので、あせってつまらないミスをするのを防ぐこともできます。

上述公式問題集の過去版14、13も入手できればそちらでもぜひ練習して数をこなしましょう。他には「ケンブリッジのIELTS公式ガイドアカデミック&ジェネラル・トレーニング」もお勧めです。

IELTSリスニング対策とスコアアップのコツ!おすすめ勉強法の紹介、のまとめ

IELTSリスニング対策にはまず公式問題集にトライ、自分の弱点を見つけ、単語力、発音、集中力等それぞれを高める方法を試すことが効果的。

またイギリス英語の聞けるドラマ、ラジオなど毎日見聞きすることも役立ちます。 短時間で集中して聞く練習を基盤に、流すように見聞きする時間もたまに取り入れながら、英語耳を磨いていきましょう。

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