IELTS過去問題集は無料ダウンロードできる?過去問関連情報まとめ

IELTS 過去問

「IELTSって過去問はあるのかな?」「どんな対策をすると良いのかな?」とIELTSの学習方法について一人で悩んでいませんか?

この記事ではそんなあなたにぴったりな、IELTSの過去問情報や効果的な対策について紹介しています。

まずは何から手をつけたら良いのかわからない、という方はぜひ参考にしてみてください。それでは、Let’s get started!

IETLS過去問に関して

「IELTSって過去問はありますか?」と質問が多いこちらですが、ズバリ「公式に開示されている過去問はありません。」


ただ、IELTSの運営や設問を作成している団体であるCambridgeから公式問題集として書籍が出版されています。そのため、事実上の過去問として扱われることもあります。

本番同様の模擬テストが収録されており、自分の弱点を知りたい、テスト形式やレベルに慣れたい、問題の傾向を知りたい、といった方に最適な内容です。
問題と解答で構成されたとてもシンプルな問題集でテスト直前の力試しにもぴったりですよ。

IELTS過去問(公式問題集)はpdfで手に入る?

上記の通り、 IELTSには公式に開示されている過去問はありませんが、公式運営母体がサンプルとして提供する問題をpdfで手に入れることができます。

IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があります。リーディングとライティングに関してはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールでは試験問題が異なります。

公式運営母体のサイトでは、どちらのモジュールもサンプル問題をpdfでダウンロードできるようになっていますので確認してみてください。「IELTS 過去問 無料」などのキーワードで見つけることができます。

IELTS過去問(公式問題集)はamazonで買える

Cambridgeが出版するIELTSの公式問題集は書店やAmazonなどの通販サイトで購入が可能です。

こちらも公式運営母体のサイトにあるサンプル問題と同様にアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があります。ご自身の受験するモジュールを選んで音声付きのものを購入しましょう。

また、Amazonなどで検索すると様々なバージョン(数字がついているもの)が表示されますが、2021年9月現在の最新バージョンは15(2020年7月1日発売)です。


Amazonではタイミングによって在庫切れになってしまうこともあるので、在庫があればすぐに購入するのがおすすめです。

IELTS過去問(公式問題集)を使った効果的なIELTS対策とは?

IELTS過去問(公式問題集) 対策

上記CambridgeのIELTSの公式問題集はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成された模擬テストが収録されています。

ここからはどのような特徴があるのか、効果的な対策はどのような学習方法なのかを紹介します。なお、学習方法についてはあなたの現在の英語レベル等によりますが参考になれば幸いです。

IELTS過去問(公式問題集)の特徴と学習方法は?

IELTSの公式問題集は洋書のため全て英語で書かれているのが特徴です。また、日本の参考書ほど詳細な解説はついていません。

ライティングやスピーキングなどIELTSのテスト本番でも試験官が内容を確認して評価するセクションにおいては、自己採点を行いにくくなっています。

洋書である、詳しい解説がないと聞いて不安になった方は下記の日本語版の公式問題集から始めるのもよいかとおと思います。ただ、いずれはこのCambridgeの本にも取り組むことになることを覚えておいていただければと思います。

IELTSの公式問題集を購入したらまずは模擬テストを一度通してやってみましょう。最初に一通り行うことで、セクションごとに自分に今何が足りていないのかを把握することができ、その後の学習に役立ちます。

また公式問題集はIELTSのテスト本番と同じ構成になっているので、時間を計測し受験の流れを確認するのにも効果的です。(テスト本番はライティング、リスニング、リーディングの各セクションの間に休憩時間はありません。)

そして模擬テストを通しで行った後には、必ずリーディングとリスニングの解答確認を行いましょう。IELTSに限らず英語学習において、自分の弱点を知ることはとても重要です。

IELTS過去問(公式問題集)でリスニング対策

IELTS過去問(公式問題集)でリスニング対策

テスト本番のリスニングセクションの時間は約40分で、そのうち約30分が問題を解く時間、残りの10分で答えを解答用紙に記入します。

リスニング対策としては、まずはIELTS公式問題集の音声でイギリス英語に聴き慣れるようにしておくと良いでしょう。

また音声が流れるのは一度のみで、ディクテーション問題も出題されます。問題を解く約30分間はとにかく集中が大切です。
模擬テストで聞き取れなかったセンテンスなどはシャードーイング(音声を聞きながら、そのまま発音するトレーニング)が効果的です。同じセンテンスのシャドーイングを繰り返すことにより、最初は聞き取れなかった音を次第にキャッチできるようになり速さにも慣れてきますよ。

また、IELTSでは「言い換え」が頻繁に出てくるのでディクテーションを行い何がどのように言い換えられているのかを、しっかりと確認、復習を行うことも大切です。

IELTSのリーディング対策に関しては下記の記事で詳しく解説していますのでこちらも併せて確認してください。

IELTS過去問(公式問題集)でリーディング対策

リーディングセクションでは、40問を60分で解きます。問題の中には長文もありますので、時間配分を意識し学習をしましょう。

限られた時間の中でまとまった文章を処理していきますが、最終的には単語力がものをいう面もありますので単語量強化していく必要があります。IELTSの公式問題集で模擬テストを解き、わからない単語があった場合はすぐに復習を行い忘れないようにしましょう。

単語力に関しては、LINEの友達になってもらえますと、「1日100語を覚える簡単3ステップ」という単語を短期間で覚えて忘れない方法をYoutubeで動画付きで説明しています。

役に立たないと思ったらブロックしてもらえればいいので、ぜひ今すぐ登録してみてください。

また、グラフや表、図形などから情報を読み取り解答するパートもあり、英語力があるだけでは太刀打ちできないような問題もあります。

これらの問題に関しては試験直前に詰め込んでもテスト本番で十分に力を発揮できない可能性が高いので、問題集を何度も解く反復練習し様々な出題形式に慣れておくことをおすすめします。

回数を重ねるごとにコツを掴むことができ、問題が解けるようになるので自信に繋がります。

リーディング対策に関しては下記記事で詳しく書いていますので、参考にされてください。

IELTS過去問題集(公式問題集)情報に関してのまとめ

今回の記事の内容をまとめるとこちらです

・IELTSの過去問は公式に開示されているものはない。
・ただし、Cambridgeが出版している公式問題集があるため事実上の過去問とも言える。
・IELTSの過去問(公式問題集)を手に入れたら、まずは通して模擬テストを実施する。

IELTSの過去問(公式問題集)は受験される方は必ず用意しておくことをおすすめします。

その他のIELTS対策用参考書などに関しては下記の記事も併せてごらんください。

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