IELTSコンピューター受験申込方法やペーパー方式との違い解説

IELTSには、コンピューターとペーパー方式があります。 「どっちの方がいいの?」「私に向いているのってどっち?」。 IELTSの受験方法で迷っていませんか?

この2つの方式は、特徴が大きく異なります。 この記事では、そんなあなたにぴったりな受験方法に ついて紹介しています。 まずそもそも2つのがどう違うのかわからない、 という方も是非参考にしてください。 それでは、早速内容にLet’s Go!

IELTSにはコンピューターとペーパー方式の2種類がある

IELTSはコンピューターとペーパー方式の2種類から 選んで受験します。 コンピューター方式は、Computer-delivered IELTS (CD IELTS)とも言われています。会場のパソコンを使用し、 リスニング、リーディング、ライティングのテストを受けます。

ペーパー式では、同様のテストを会場で紙の問題解答用紙に 鉛筆で解答します。 どちらの方式でもスピーキングだけは、面接官との1対1の会話で 評価されます。

どちらの方式で受験してもテストの難易度や採点基準が変わることは ありません。ですのでテスト対策をしているときはあまり気にしなくてよいでしょう。IELTS対策に関しては下記の記事に詳しく書きましたので合わせてごらんください。

IELTSコンピューター方式の特徴とメリット

コンピューター方式ではライティングとリスニングの時、 特にそのメリットが感じられます。 ライティングでは、パソコンの機能をフル活用できます。

コピー&ペースト機能で、文章やパラグラフの入れ替えが簡単! またワードカウントで今何文字書いたのか確認しながら 解答できます。 リスニングでは、ヘッドホンで音声を聞きます。そのため よりクリアに音声を聞くことができます。

周りの音に左右されず 集中できるでしょう。 試験中には画面に残り時間が表示されます。視線をずらすだけで すぐ確認できます。

IELTSペーパー方式の特徴とメリット

ペーパー方式は、メモの取りやすさが大きなメリットです。

例えば、リーディング。問題の文章を読みながら重要な部分に マークやメモを取ります。そして問題と照らし合わせながら、 解答を進めます。

文章全体を見渡し、メモをどこに書いたのかすぐに確認できます。 直接問題用紙にササッと書き込めるのが一番の魅力です。 他のセクションでもササッとメモを取りたい人には、大きな メリットとなります。

もちろんコンピューター方式でもメモは取れます。 でもペーパーの方がより見やすく・簡単に・わかりやすいです。

IELTSコンピューター方式の申し込み方法

IELTSコンピューター方式の申し込み方法

申し込み方法はまず公式サイトにアクセスします。

https://www.eiken.or.jp/ielts/

サイト内にある 申し込みボタンをクリック。 そこで

  • 受験の日時や場所
  • モジュール(アカデミックかジェネラル・トレーニング)
  • 住所やパスポート、IELTS IDなどの個人情報
  • 支払方法 を入力して完了です。

ここで注意!コンピューターとペーパー方式では IELTS IDが異なります。コンピューター式を 初めて受験する時には新しくIDを作らなければいけません。 コンピューター方式のIELTS IDを入力しましょう。

コンピューター方式受験会場と試験日

受験会場は、東京の高田馬場と市ヶ谷、大阪の3ヵ所で実施 されています。試験日はどの会場も月~土曜日は実施されています。 市ヶ谷のみ日曜日も受験可能です。不規則に日程が変更される 場合もあるので、詳しくは申し込みページで確認してください。

テスト費用と申し込み方法

受験料は方式によって異なります。コンピューター方式は26,400円、 ペーパー式は25,380円です。支払方法はクレジットカードか コンビニ払いかどちらかが選べます。

テストセンターによって 違うので、確認しておいてください。 申し込み方法は、上記のコンピューター方式と似ています。 サイトの申し込みページで日時や場所、モジュール、個人情報、 支払方法を入力して完了です。

当日の流れと結果の確認方法

当日の流れは、下記のような流れです。

①受付で荷物を預けます
②試験が始まるまで待合室で待機します
③試験室でリスニング、リーディング、ライティングを受験します
④スピーキングを行う部屋で面接官と一対一で対話します これで終わりです。

受験結果はすべてオンラインで確認できます。その際パスポートの IDが必要です。コンピューター方式は受験日から5営業日後に 結果が分かります。ペーパー方式は13日後です。 その後、自宅に成績証明書が郵送されます。

コンピューター方式とペーパー方式どちらがいいか

コンピューター方式とペーパー方式どちらがいいか

上記に書いたように、どちらでも問題や採点に違いは 全くありません。どちらで受けても同じです。 その上で「どうしようかな?」と迷われると思います。

各セクションでそれぞれのメリットが感じられる部分が あります。なのでどちらがいいとは一概に言えません。 でもこのタイプのあなたはこっちの方がおすすめ というのはあります。

コンピューター方式が向いている人

コンピューター方式は、毎日パソコンを使っている人におすすめです。 操作になれていれば、タイピングやマウスクリック、 ショートカットキーを上手く使いこなせるでしょう。 パソコンの機能をフル活用できます。 またどうしてもすぐに結果が知りたいという人にもおすすめです。

オンラインであれば、結果が受験から5営業日後にわかります。 もしあなたが「前回のテストでスコアが少し足りなくて…」 「提出期限が迫っている」などの状況のあなた。 コンピューター方式の方がいいかもしれません。

ペーパー方式が向いている人

コンピューター方式の逆でパソコン操作が苦手な方は、 ペーパー方式にしておきましょう。 タイピングに戸惑い解答時間が長くなっては、時間切れになることも。 「残りの問題もちゃんとわかってたのに…」 と後悔だけが残ります。

これでは、あなたの今までの努力が台無しです。パソコン操作に 不安があるあなたは、ペーパー方式の方がおすすめです。 また問題用紙に直接メモを書き込みたい人にもおすすめです。 もし普段から文章中のメモを解答に役立てているのなら、 慣れている方がいいかもしれません。

【ちょっと重要】キーボードが日本語向けと違ってあせる

コンピューター方式を選択で注意しておきたいのは、 キーボードの配置が日本のものと異なることです。 US-Keyboard配置になっています。この配置はA~Zまでの配置は 一緒です。

でも記号の位置が少しあなたの普段使っているパソコンと 異なります。 アポストロフィーやクオーテーションマークのように英文で よく使うものの操作だけでも、事前に確認しておきましょう。

ただ、IELTSの試験会場はどんどん増えており、施設によりもしかすると日本語キーボードで受験できる場合もあるかもしれません。ご存じの方いたら情報いただければと思います。

IELTSコンピューター受験申込方法やペーパー方式との違い解説まとめ

今回の記事の内容をまとめると下記の通りです。

・サイトで必要事項を入力し申し込み完了
・コンピューター方式では機能をフル活用  →操作に長けた方におすすめ  
・結果がすぐ必要な方にも
・ペーパー方式はパソコン操作に慣れない人におすすめ
・問題にメモを頻繁に取る人にも
・会場のキーボードは普段と違う  

コンピューター方式でもペーパー方式でも難易度は変わりません。ぜひあなたの得意なほうをえらび、高得点を狙ってくださいね!

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