IELTSでアメリカ留学できる?TOEFLと比較&大学/大学院スコア目安

IELTSでアメリカ留学できる?TOEFLと比較&大学/大学院スコア目安

「アメリカの大学や大学院に留学したいけど、IELTSって使えるの?」「IELTSとTOEFLの違いは?」という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。海外の大学・大学院へ留学をしたいと思ったとき、出願に必要な英語のスコアが1つの重要なポイントとなります。

この記事ではアメリカの大学・大学院でIELTSは使えるのか、またIELTSとTOEFLの違いについて紹介します。アメリカの大学や大学院へ留学を検討されている方、またIELTSに挑戦している方、これから挑戦しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

IELTSでアメリカの大学や大学院に留学できるの?

IELTSを知っていますか?英語を勉強されている人や留学を考えている人は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。IELTSとは英語力を証明するテストとして有名なテストの1つです。

海外留学や研修に使われることはもちろん、イギリス、オーストラリア、カナダでは海外移住申請時に使用されています。IELTSは世界140カ国で受験することができ、世界的に認知度が高く日本でも使われることが多くなってきました。

そんなIELTSのスコアは現在アメリカの大学や大学院の出願条件として使われる機会が増えてきており、TOEFLと同様に使える大学や大学が増えてきています。

IELTSスコアで留学できる大学が増えている

多くの国でIELTSのスコアは留学生が英語力を証明するために使えるようになってきました。

現在IELTSスコアで留学できる大学・大学院が増えてきており、留学生を多く受け入れるアメリカの4年制大学ではほとんどの大学においてIELTSスコアを使うことができます。

行きたい大学・大学院があれば、出願に必要なテストとスコアを調べてみましょう。

日本ではIELTSは札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、長野、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本の全国16都市でほぼ毎週実施されいます。

IELTS以外のテストのスコアも必要になる場合に注意

IELTSのスコアのみで出願できる大学や大学院も多いですが、大学院によってはGMAT(R)(Graduate Management Test)やGRE(R)TEST(Graduate Record Examination)が必要となる場合があります。

そのため行きたい大学院の募集要項をしっかり確認しておきましょう。GMAT(R)はビジネススクール(経営大学院)へ入学を希望する人を対象に実施されるテストで、

またGRE(R)TESTとは大学を卒業した英語のネイティブ向けのテストであり難易度は高いといえるでしょう。もし行きたい大学院の出願に必要であれば、これらのテスト対策も必要となってきます。

IELTSとTOEFLの違いは?どっちが難しい、おすすめ?

IELTSとTOEFLの違いは?どっちが難しい、おすすめ?

IELTSのスコアのみで出願できる大学や大学院が多いですが、大学院によってはGMAT(R)(Graduate Management Test)やGRE(R)TEST(Graduate Record Examination)が必要となる場合があります。そのため行きたい大学院の募集要項をしっかり確認しておきましょう。

GMAT(R)はビジネススクール(経営大学院)へ入学を希望する人を対象に実施されるテストで、またGRE(R)TESTとは大学を卒業した英語のネイティブ向けのテストであり難易度は高いといえるでしょう。

もし行きたい大学院の出願に必要であれば、これらのテスト対策も必要となってきます。

IELTSとTOEFLの違いは出題形式の違い

IELTS、TOEFLはどちらもライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの能力を評価します。2つのテストの大きな違いは出題形式にあります。

IELTSでは ライティング、リーディング、リスニングのテストは筆記で行なわれ、スピーキングテストは筆記テストの前後6日以内に面接官とのインタビュー形式で実施されます。

一方TOEFLは1人につき1個のコンピューターが割り当てられインターネットを通じて試験問題が配信されます。そのため、スピーキングテストではコンピューターに向かって話したものが録音される形で採点されます。

一番大きな違いはスピーキングのテストになると思います。対面だと緊張してしまう方はTOEFLの方が実力を発揮できるかもしれません。逆に対面で実際の会話をする状況の方が話しやすい方はIELTSの方が実力を発揮できそうですね。

IELTSとTOEFLどっちが難しいの?

一概にどちらが難しいとは言えませんが、IELTSはイギリス英語でTOEFLはアメリカ英語であるという違いがあります。どちらの英語が聞きやすいかで決めることができます。

またアメリカに留学するのかイギリスに留学するのかで決めるのも決め手の1つになります。テスト形式では筆記試験とコンピューターの試験のどちらが相性がいいか、またはスピーキングテストの方法の好みで決めるのも1つですね。

特にこだわりがなく、留学先がアメリカで決まっているのであればTOEFLがおすすめです。自分の行きたい大学・大学院に必要なスコアにIELTSとTOEFLの両方のスコアが認められていれば、あとは自分に合ったテストを選ぶことが重要となります。

一番大事なのはテスト対策

IELTS、TOEFLがどちらも行きたい大学、大学院に必要なスコアの対象であればどちらを選んでも問題ありません。大事になるのはいいスコアを獲得すためのテスト対策です。

英語力は突然上がるものではありません。コツコツと英語に触れ英語力をつけていくこと、またテストごとの対策をしていくことも重要となってきます。

ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの能力すべてが必要となりますのでしっかりと準備をしなければハイスコアは狙えません。IELTSのテスト対策についての記事はhttps://ielbu.com/ielts-taisaku/にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

IELTSでのアメリカ留学スコア目安

それではIELTSでアメリカ留学するにはどのくらいのスコアが必要になるのでしょうか。大学の出願に必要となるレベルとしてスコア5.0が目安となります。ここからスコアが上がるにつれて出願できる大学が増えてきています。次にスコアとそれに出願できる大学を紹介しますので参考にしてください。

IELTS 5.0~6.5目安の大学

中堅から一部の一流大学に出願できるレベルです。このレベルのスコアからでも出願可能な大学はたくさんあり中には人気な大学も含まれています。

まだ英語が苦手な方もまずはこのレベルのスコア獲得を目指しましょう。 (例)カリフォルニア州立大学、オレゴン州立大学、マーレイ州立大学、フロリダ大学、テキサスA&M大学、南カリフォルニア大学

IELTS 7.0~7.5目安の大学

一流大学に出願できるレベルです。大学の選択肢が広がり、人気な大学もたくさん含まれています。このレベルのスコアを持っていれば安心といえるでしょう。行きたい大学をまだ決められていない人はまずこのレベルを目標に勉強を始めるのも良いですね。

(例)ハーバード 大学、コロンビア大学、ワシントン大学、ジョンズ・ホプキンス大学、カリフォルニア大学、ミシガン大学、コロンビア大学、ノースウェスタン大学

IELTS 8.0~9.0目安の大学

一部の一流大学で求められるレベルです。このレベルのスコアまで求められることはなかなかありませんが、持っていれば自信をもって出願できるでしょう。 (例)ブラウン大学

IELTSでアメリカ留学する方法まとめ!一番大事なのはテスト対策!

いかがでしたでしょうか。TOEFLと同様にIELTSも世界的に認知度の高いテストで、アメリカの多くの大学・大学院でIELTSの受験ができるようになってきています。

ですから選択の幅も広がり、それぞれの特徴をしっかり知ることで自分に合わせたテストを選択することができます。

まずは自分の行きたい大学・大学院を決め、出願にどのテストのスコアが必要なのかを知りましょう。そしてどのくらいのスコアが必要なのかも重要です。

それがわかればあとはそれを目標としたテスト対策です。IELTS、TOEFL,どちらを受験するにも大事なのは英語力アップに加えテスト形式ごとの対策となってきます。大変だとは思いますがここでの英語の勉強は留学中の英語力にもつながってきます。英語力はコツコツと正しい方法で積み重ね必要です。

IELTSを受験する場合はぜひ紹介しているテスト対策を紹介していますのでそちらの記事も参考に勉強してみてください。

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