TOEIC400点から600点への勉強法!3ヶ月で必要な勉強時間や参考書など対策まとめ

TOEICを資格としてアピールできるのは600点以上言われいますが、普段英語を使わない人や久しぶりに勉強する人にとっては少しハードルが高いですよね。なかなかスコアが上がらず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 しかし、なにを勉強したらいいかわからない、仕事が忙しく勉強の時間があまりとれない、と悩んでいる人でも大丈夫!今回は最短3ヶ月で400点台から600点が目指せるおすすめのTOEIC勉強法をご紹介します。

TOEIC400点と600点のレベルは

勉強法に入る前に、400点と600点ではどのくらいのギャップがあるのかみてみましょう。公式サイトに詳しいレベル別評価が載っていますがここでは簡単に説明します。

TOEIC400点のレベルはやばい?英検など他の試験で比較すると?

TOEIC400点は英検で言うと準2級程度。CEFR(英語力評価の世界基準)では「ごく基本的な表現が理解できる」となっています。 簡単な語彙や文法は理解できるものの、言語として使用できるレベルではありません。400点台であれば英語資格としてアピールするのは難しいでしょう。

TOEIC600点のレベルは?就活や転職でアピールできる?

TOEIC600点は英検で言うと2級程度。CEFRでは「主要な点を理解でき簡単な文章を作る事ができる」となっています。 日常で使う英語は問題なく理解できますが、細かい文脈の理解などビジネスで使えるレベルには満たないです。就職や転職でアピールするのは難しいですが、持っておきたい最低ラインと言えるでしょう。

TOEIC400点から600点への必要な勉強時間は?

3ヶ月でのスコアアップを目指すには、 〈平日1.5時間×5日〉 + 〈土日3時間×2日〉 =1週間で13〜14時間の勉強時間が必要です。 平日に1.5時間を難しいと感じた人は、通勤時間やなんとなくスマホをいじっている時間を勉強の時間に変えてみてください。無理のない範囲で習慣化しましょう。

TOEIC対策:全体を通じての勉強法や学習計画

TOEIC対策:全体を通じての勉強法や学習計画

目標スコアと受験時期が決まったら学習計画を立てます。 大幅スコアアップを目指すにはむやみに勉強するのではなくポイントをおさえた勉強法をとり入れましょう。

まずは公式問題集で自分の実力をはかる

まずは公式問題集を解いてみましょう。 TOEICはリーディングとリスニング各100問、全部で7つのパートで構成されています。各パートでそれぞれどのくらい解く事ができたかを把握することで自分の苦手な部分を見極める事ができます。自分の実力をはかることで今後の学習計画が立てやすくなります。

タイムマネジメント:リーディング各パートでどれくらい時間かかったかをはかる

公式問題集のリーディングパートを解く際は、必ず各パートでどのくらい時間がかかったをはかってください。TOEICでは時間配分がとても重要。英語力が身についても最後まで解けなければ600点は目指せません。普段からタイムマネジメントを心がけることで本番でも焦らず最後まで解けるようになります。

TOEIC400点と600点への勉強法:リーディング編

TOEIC400点と600点への勉強法:リーディング編

リーディング対策は「文法」「単語」「タイムマネジメント」の3つがポイントになります。

英文法を確実に:中学レベルは完璧に

言語学習の上で基盤となるのが文法です。TOEICでは難しい文法の問題はあまり出ないので、400点からスコアが伸びない人(特にPart5の短文穴埋め問題ですでにつまずいている人)は英文法の基礎が身についていない可能性があります。600点突破するためには最低限中学英語レベルの英文法は完璧にしておきましょう。

英単語の学習を毎日行う:書いて覚えてはいけない

リーディング対策で文法の次に重要なのが単語です。 単語勉強法のポイントは何度も復習をするということ。難しい単語などは復習しなければすぐ忘れてしまうので、とにかく単語は毎日、繰り返し覚えましょう。また、単語を覚える時にやりがちな「書いて覚える勉強法」ですが、これはとても効率が悪いのでおすすめしません。(詳しくは別の記事で説明しています。)TOEIC対策では出来るだけたくさんの単語を覚える必要があるのでとにかく効率重視。単語はひたすら読んで勉強しましょう。

タイムマネジメント:Part5,6の時間と正解数の目安を

リーディングパートは100問を75分間で解きます。Part5,6で時間をかけすぎていては最後まで解けません。 時間配分を意識しましょう。具体的には、Part5で15分、Part6で8分が目安です。 また、600点に必要な正解数の目安はPart5が21問、Part6が10問でそれぞれ7割程度となります。 全問正解する必要はありません。ぱっと見て解けない問題は捨ててとにかく時間内に解くことを意識しましょう。

TOEIC600以上をめざすなら英文精読

英文精読とは英文を正確に理解しながら読むことをいいます。 英文法と単語のみの勉強では600点までは届くかもしれませんが、そこで頭打ちしてしまいます。より高得点を目指すのであれば英文精読で文脈を読み取る力をつけましょう。

TOEIC400点と600点への勉強法:リスニング編

TOEIC400点と600点への勉強法:リスニング編

リスニング対策はリーディングの勉強と連動して行うと頭に入りやすく、時間もかからないので効率的です。

英単語を覚えるときに音声と一緒に覚える

英単語を聞き取れるようになるためには、まず単語を音声と一緒に覚えましょう。 リーディング対策でも英単語の勉強に触れましたが、音声を聴きながら勉強することでリスニング対策にもなります。アプリなどを活用すると手軽に音声が確認できるのでおすすめです。

発音の練習をする

英単語の音声を聞き発音を確認したら声に出してみましょう。単語のみだけでなく文章なども発音しながら読んでみてください。 発音ができるようになったら自然と聞き取れるようになります。発音練習で聞きとる力を伸ばしましょう。

ディクテーションをする

ディクテーションとは聞き取った英語を書き出していく勉強法です。 リスニングセクションでは聞き取りやすい単語を使った引っ掛け問題なども出ます。聞こえてくる一部の単語のみでなく、一語一句拾えるようになるにはディクテーションがおすすめです。

TOEIC400点と600点へのおすすめ参考書・問題集

TOEIC400点と600点へのおすすめ参考書・問題集

TOEIC対策ではどのツールを使って勉強するかも重要です。 今回ご紹介した勉強法に合わせておすすめの参考書・問題集を選んだのでご紹介します!

まずはこれ:TOEIC公式問題集

TOEICの問題集はいろいろ出ていますが、おすすめは「TOEIC公式問題集」です。公式から出ているので本番と同じ型式で問題が解けます。 自分の実力をはかるためにも、傾向をつかむためにもまずは公式問題集からはじめてみましょう。

文法:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく

中学英語の文法を完璧にするなら「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」がおすすめ。 中1から中3で習う英文法が1冊にまとめられています。丁寧な解説だけでなく単元ごとに練習問題があるので、アウトプットを通して文法の基礎を身につける事ができます。

単語:DataBase3000 基本英単語・熟語 5th Edition

英単語の参考書はレベルに合ったものを選びましょう。 「DataBase 3000」は中学・高校英語の単語と熟語がマスターできるようになっているので、英語を学び直す人にもぴったりです。音声付きなのでリスニング対策できます。

リスニング:世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)

リスニングの集中対策をするなら「世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)」がおすすめです。 ひたすら問題を解く参考書とは違い、各パートを聞き取るときのコツも学べるのでTOEICの形式に慣れていない人におすすめです。

神アプリ:abceed

アプリを活用すると移動時間中などすきま時間でも勉強ができます。 おすすめは「abceed」というAI英語教材アプリ。AIがスコアレベルの予想から自分のレベルに合わせた問題をピックアップしてくれます。英語の発音がすぐに聞けるのもポイント。有料アプリですが、豊富な教材で効率よく学習できるのでダウンロードしない手はないです。

TOEIC400点から600点は3ヶ月あれば達成できる。勉強法を工夫して乗り切ろう

TOEICの勉強法とおすすめの参考書をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。このように勉強法を工夫すれば短期間でも点数アップは可能です!参考書やアプリなどを活用して、自分の実力に合わせた効率の良い学習をはじめましょう。

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