【英検準一級対策を徹底解説】準一級に一発合格のコツ!
英語学習をする上で、目標を立てるということはとても大切になってきます。 そこで英語の中上級者を目指していくために、英検の準一級を目指す方は多いのではないでしょうか。 英検は1年のうちで開催される回数も少なく、一発で合格をしたいと思っている方が多いと思います。 そこで今回の記事では、英検準一級を一発合格するための効果的な対策を徹底解説していきます。 これから勉強を始める方も、既に勉強を始めている方も必見の記事となっていますので、最後まで読んでいってください。
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英検準一級の筆記試験おすすめ対策
筆記被験のリーディング、ライティング、リスニング試験、面接の2次試験から構成される英検の準一級ですが、まずは筆記試験に合格する事が、準一級合格のための第一歩です。 それでは、どのように筆記試験を対策して合格を目指すのか。 ここでは、英検準一級の筆記試験のリーディング、ライティング試験の対策について徹底解説をしていきます。
英検準一級用の単語と熟語を強化する
英検準一級の問題集や過去問を開いてみるとわかることは、使用されている単語や熟語が難しいという事実です。 中学や高校の授業には出てこないような、単語や熟語が問題文や解答の選択肢に使用されています。 つまり、英検準一級用のボキャブラリーを習得していないと、問題分の読み進めや解答の選択が困難になります。 特に筆記試験のリーディング問題、大問1の短文の語句空欄の補充問題については、単語力や熟語力が試される試験です。 ボキャブラリー対策がされていれば解ける、ボキャブラリー対策がされていなければ解けない、項目になります。 英検準一級に合格できるかどうかというのは、英検準一級のボキャブラリーをどこまで増やせるかどうかが大きなポイントとなってきます。 なので、英検準一級対策用の単語帳やアプリを使って、ボキャブラリーを増やし対策を行いましょう。
長文の読解力をあげる
英検準一級の筆記試験のリーディングの項目は、英検二級と同じ構成になっています。 しかし、大きく違ってくることは単語の難しさに加えて、英文の長さが長くなっていることです。 筆記試験リーディング問題の、大問2と3の長文の語句空欄の補充問題、長文の内容一致選択問題は、問題文そして選択肢ともに英文が長いです。 もちろん試験時間内に英文を読み切って解答する必要があるので、文法力の強化・英文法の多読を行い長文の読解力をしっかり上げていきましょう。
英検準一級のライティング対策はひな型を使う
英検準一級のライティングは、与えられたトピックについて短い論文を書くという内容の試験になります。 この項目は、”内容”、”構成”、”語彙”、”文法”の4つの観点から採点されます。 ここで特に英検のために対策が必要になってくるのが、”構成”の観点になってきます。 英検準一級のライティングは、Introduction (導入部) →Main Body (本編) →Conclusion (結果) という流れが必須になってきます。 導入部分で読者を惹きつけ、本編で導入部分で書いた内容の理由を説明し、結果でトピックについて賛成なのか反対なのかを解答していきます。 このためには、英検準一級のライティング対策のひな型を使用して、同じ構成で解答をする事ができるまで徹底的に対策をしましょう。
英検準一級の過去問を使って対策をする
そして、英検準一級一髪合格のために必要になってくることは、徹底的に英検準一級の問題を対策したかどうかにかかってきます。 英検準一級に限らず英語の試験を対策する際には、試験の問題の形式に慣れているか慣れていないかがキーになってきます。 過去問題については英検のサイトで過去3回分の試験問題と解答が無料公開されているので、まずはこちらをダウンロードしてみましょう。 時間をしっかり計測して、本番同様と同じように問題を解きます。 解いた問題は答え合わせはもちろんのこと、必ず内容を見直してわからないところがなくなるまで勉強をします。
英検準一級のリスニング試験おすすめ対策
筆記試験の合格のための次の関門はリスニング試験です。 リスニング試験に合格すると、晴れて英検準一級の筆記試験の合格となり、二次試験の面接を受けることとなります。 それでは、そのリスニングはどのように対策をしていけばいいのか、ここでは英検準一級のリスニング試験の対策について徹底解説をしていきます。
シャドーイングがリスニング対策に効果抜群
リスニング問題を聞いているだけでは、リスニングの点数が上がらないと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 実はリスニング問題はただ聞き流しをしているだけでは十分ではなく、もう一歩踏み出した対策、シャドーイングが効果抜群となってきます。 シャドーイングとは聞こえた英語をそのまま真似て発音する事ですが、このシャドーイングをする事で自分が聞き取る事ができない英語表現や単語を発見する事ができます。 シャドーイングをして聞き取れない部分は、英文を見て確認して、この苦手がなくなるまで徹底的にシャドーイングを続ける事で、リスニングの点数が向上していきます。
スピードに慣れるまで聞く
リスニングの試験では、リスニングの音声のスピードに慣れておく事もとても大切になってきます。 ゆっくりであれば聞き取れても、実際の試験では音声はゆっくり再生されません。 スピードに慣れる事ができるかどうかは、シャドーイングを行うとともに何回音声を聞いてリスニング問題に慣れるかどうかです。 隙間時間を使ってでも、英語のスピードや音声に慣れることを行っていきましょう。
英検準一級の2次試験(面接対策)
英検準一級合格のための最後の関門は2次試験の面接です。 面接と聞くと一気に緊張を覚えるものですが、しっかりと対策を行えば安心です。 ここでは、2次試験対策を解説していきますので、最後まで読んでみてください。
言い回しを増やす
同じ言い回しを受験者は、試験管の立場からするとボキャブラリーが少ない人だと見なされてしまいます。 I think~やIn my opinionなど、自分の意見を伝えるための言い回しを増やし、面接官にプラスの印象を与えましょう。 他には、”The way I see it”、「私の見たところ」、”If you ask me”、「私に言わせれば」など、様々な言い回しを対策段階からしっかりと使えるように練習しましょう。
イラストを説明する練習をする
英検準一級の面接の試験では、イラストを1分で準備を行い2分間で説明するという問題が出題されます。 この問題は、まさに英語のスピーキングの技能を計測するもので、しっかりとした対策が必要になってきます。 過去問題だけではなく、普段からイラストや物事を説明するという癖をつけていきましょう。 説明するために必要な言い回しやボキャブラリーを学び、しっかりとイラスト説明問題の対策を行いましょう。
英検準一級の採点配分と合格ライン
英検準一級の合格率は16%と言われています。(2015年の実績。) その難関の試験を一発合格するためには、採点配分や合格ラインを知ることも大切です。 ここでは、その採点配分や合格ラインを徹底解説していきます。
英検準一級の採点配分は?
英検準一級の採点には国際的基準「CEFR」(セファール)を参考にした独自の採点基準を設けております。 採点は各技能、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング(面接)が750点満点で採点され、満点は3000点です。
目安は70%以上が合格ライン
英検準一級の合格ラインは、筆記試験では1792点、2次試験の面接は512点が合格ラインと公表されています。 また、各技能のリーディング、ライティング、リスニング、スピーキング(面接)が全て70%以上である必要があります。 そのため得意の技能だけを勉強していくのではなく、苦手な分野も含めてバランスよく対策をしていく事が一発合格への近道です。
まとめ:英検準一級は単語とひな型から対策をはじめよう
しっかりと対策をしていく事で、高い目標だと思っていた英検準一級の一発合格も夢ではありません。 今日から対策を始めて、英検合格を目指せるよう努力をしていきましょう。