IELTSは独学でスコアが伸びる?勉強法や参考書・単語帳など大解説!
IELTSのスコアを伸ばすぞ!と受験に向けて意気込んでも、「実は勉強方法がわからない」と一人で悩んでいませんか? せっかく時間を費やすのであれば効率よくIELTSの学習を行いたいですよね。
今回の記事では、IELTSの独学方法についてセクション別の学習方法やおすすめの参考書などについて紹介しています。 セクション別でのより詳しい記事も一緒に紹介しておりますので、ぜひしっかり対策を行ってIELTS受験に挑んでください!
目次(クリックで飛べます)
IELTSの点数は独学でも上がる?
そもそも、IELTSは独学でも点数を上げることができるのでしょうか? 他の英語の試験に比べて日本人には馴染みがないので、なんとなく「IELTSって難しそう」と考えている方も多いと思います。
独学で学習して伸ばしやすいセクション、伸ばしづらいセクションがあるのでそれぞれを紹介していきます。
独学でもスコアが上がりやすいのは○○とXX
IELTSはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションで構成されているテストです。 その中でも独学でIELTSのスコアが上がりやすいのは、ズバリ!リスニングとリーディングです。
リスニングもリーディングもインプットすることで知識を増やすことができます。 また、明確な解答があるので正解・不正解をしっかり理解することができますよね。 そして、多くの日本人は学校教育においてインプット型で学習をしているので独学しやすいセクションと言われています。
独学でスコアが伸ばしずらいのは・・・
独学でIELTSのスコアを伸ばしずらいのはスピーキングとライティングです。 リーディング、リスニングに比べて苦手という方も多いのではないでしょうか。 もちろん、独学でスコアアップのためにできることはたくさんあります。
しかしリスニングとリーディングに比べて伸ばしづらいのも事実です。 自分がアウトプットする英文が正しいか否かはなかなか客観的に判断できないですよね。 独学をする際には模範解答と解説があるテキストを用意しましょう。
IELTSを独学するときの勉強法解説
どのセクションでもまずは自分のスコアを知り弱点と強みを知る必要があります。 セクション別の学習を進める前にまずは通してIELTSの問題を解き、レベルに合った対策を行うことが目標達成のコツです。
ここから先では、具体的にIELTSを独学するときのおすすめ勉強方法を解説します。 各セクションの詳細な独学方法を紹介している記事にも飛べるようにしているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
IELTSの独学:リーディング編
独学でIELTSのスコアを伸ばしやすいリーディング。 リーディングには様々な出題タイプがあるので、まずはどのような形式の問題が出題されるか確認しましょう。
リーディングだけではありませんが、IELTSでは”言い換え”がよく発生します。 同じ文言をなるべく使わないよう問題が作成されている傾向があるため、文章の要約をしながら読み進めるのがおすすめです。
IELTSの独学:リスニング編
リスニングもリーディングと同じように独学でスコアを伸ばしやすいセクションです。 普段英語のリスニングをする習慣がない方は、IELTS対策にこだわりすぎず音楽や洋画など自分の取り組みやすい媒体でも大丈夫です。 英語のリスニングを行う習慣を生活の中に取り入れましょう。
IELTSのリスニング対策を行う際は必ずスクリプトを確認しながら学習を進めるのがおすすめです。 単語を知らないために理解できなかったのか、単語は知っているけど発音に慣れず聞き取れなかったのかをしっかり把握しましょう。
IELTSの独学:スピーキング編
リーディング、リスニングに比べると独学しずらいのがスピーキングです。 面接官と対面で話すので緊張してしまう方も多いかもしれません。 ますは、出題形式をしっかりとインプットしましょう。
そして学習する際は恥ずかしがらずに実際に発音するようにすると、話せる英語が増えていきます。 音源付きのテキストで音読練習をして自然な発音やリズム、イントネーションを身につけましょう。
IELTSの独学:ライティング編
ライティングもスピーキングと同じように独学でスコアを伸ばしずらいセクションです。 IELTSでは質問に適切に答えているかに加え、倫理的に書かれているたも評価されます。
エッセイや論文の文章構成を把握していない方は①導入②ボディ1③ボディ2④結論といったように筋道を立てて文章を作成するよう意識しましょう。 また語彙を増やしたり表現の幅を広げるためにテキストの模範解答から使えそうなものを暗記するのもおすすめです。
IELTS独学の友:参考書・問題集・単語帳たち
IELTSを独学で学習するには、参考書などは必要不可欠です。 市販のIELTS対策専用のテキストは、ある程度英語の読み書きが出来る前提で作られています。 そのため、英語力に自信がない方や英語初心者の方は「IELTSって難しいんだな」と感じてしまうかもしれません。
そんな時は、自分のレベルに合った簡単な参考書などを用意するのがおすすめです。 英語は初心者ではないけど、IELTSの対策は初めてという方には以下の参考書などがおすすめです。
おススメIELTS参考書
迷ったらまず購入して欲しい参考書は、言わずと知れた定番であるIELTS Cambridgeです。
英語のレベルに関わらずIELTS全受験者に必ず用意して欲しい1冊。 IELTSには公式に出版されている過去問がありませんが、こちらのテキストはIELTSの運営や設問を作成している団体が出版しています。
当然難易度も適切なので、事実上の過去問として扱うこともある程です。
ただ、全て英語で記載されている洋書なので初めて手にする方はたじろいてしまうこともあるかもしれません。 しかし、解説もあり踏み込んだ説明も記載されているので1冊持っておいて間違いのないテキストです。
おススメIELTS問題集
次に、おすすめの参考書はIELTS公式問題集です。 構成は4技能対策+模擬試験で構成されており、日本語で書かれています。 IELTS初心者にも比較的優しい1冊でテストの概要を知ることができます。
おススメIELTS単語帳
最後におすすめしたいのが実践IELTS英単語3500です。 英語の試験はどのテストでも頻出単語があるので、1冊は単語帳を準備することがおすすめです。
また、本書はスコア別に単語が分かれているので独学に適していると言えます。 こちらの単語帳は全てイギリス英語でスペリング・発音されている点が最大の特徴です。
IELTSは独学でもスコアが上がる!ポイントを押さえて対策を
IELTSは、ポイントさえしっかり押さえて対策を行えば独学でもスコアを上げることができます!
・独学で伸ばしやすいのはリーディングとリスニング
・独学で伸ばしずらいのはスピーキングとライティング
・独学でおすすめの参考書類は「IELTS Cambridge」「IELTS公式問題集」「実践IELTS英単語3500」
独学でIELTSのスコアを上げることは可能ですが、一人での学習はモチベーションキープが大変なこともあります。 一緒に取り組める仲間と頑張ったり、困った時はプロに頼ってみるなどご自身に合った学習方法を試してみてください!