IELTSの申し込み方法を完全解説!IELTS for UKVI対応
日本で英語の資格試験を受けるとき、TOEICや英検、IELTSなど主要なものがいくつかあると思います。 今回は主に留学などで一定のスコアが必要とされるIELTSの申し込み方法について解説していきたいと思います。
留学をしようと考えていていざIELTSを受験しようと思ったけど、申し込みが意外と複雑で分かりづらいという方、 結構多いと思います。勉強に時間を割きたいのに、申し込みで躓くなんて嫌ですよね?
今回はそんなこれからIELTSを受験しようとしている方が申し込みで躓かないよう、IELTS の申し込み方法を徹底解説していきます。
目次(クリックで飛べます)
IELTSの申し込み先と必要なもの
それでは早速IELTSの申し込み方法について説明していきます。 まずはIELTSの申し込み先と申し込みに必要なものについて書きたいと思います。
開催地や試験の種類により申し込み団体を決める
IELTSは申し込み団体によって、受験会場や受験方式などの選択肢が異なります。
申し込み団体は日本スタディ・アブロード・ファンデーション(以降JSAF)、日本英語検定協会、ブリティッシュカウンシルと主に3つの団体があります。
ちなみに日本英語検定協会とブリティッシュカウンシルは、日本でのIELTSを共同運営している関係性にあります。 それぞれの団体の特徴をいかにまとめますので、ご自身に合った団体から申し込みをしてください。
〇JSAF JSAFでは試験形態がペーパーとコンピュータの2つから選べます。 どちらでも難易度に差はありません。 ペーパー形式は、東京、横浜、大阪、岡山で実施されています。 コンピュータ形式は東京と大阪で実施されています。
〇日本英語検定協会/ブリティッシュカウンシル この2団体は共同運営をしています。日本英語検定協会はペーパーの申し込みができ、ブリティッシュカウンシルはコンピュータの申し込みができます。 また英国ビザなどのために必要になるIELTS for UKVIの申し込みをすることができます。
会場は大きく東京と大阪のテストセンターに分かれており、 東京は札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、長野、金沢、静岡の8か所があり、 大阪は名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本の8か所があります。
有効なパスポートを準備する
IELTS の受験にはパスポートが必須になります。 お申し込みのタイミングから必要になりますので、お手元にご準備した状態でお申し込みをしてください。 申し込み団体によって、先に画像をアップロードするところもあれば、カラーコピーを当日持参するところもあります。
IELTS申し込み方法: IDP(JSAF)
まずはJSAFでの申込方法について説明していきます。
ステップ1: 試験日・会場・モジュールを選択する
それぞれ希望のモジュール(アカデミックモジュールorジェネラルトレーニングモジュール)、試験形式(コンピューターorペーパー)、時間帯(午前or午後 ※コンピューター形式のみ選択可能)を選択します。
すると画面下に、試験日程、会場の候補が出てくるので、希望に合うものを選択します(それぞれの候補の右に「Apply」という文字があるのでそこをクリックしてください)。 続いてIDPのページに飛ぶので、こちらで改めて試験形式、会場、日程を確定させます。
希望の条件を入力すると画面下のカレンダーのところに選択可能な日付が表示されるので、そこから希望の試験日を選択してください。 ※JSAFのページで選択した日程が選択できないこともあります。
ステップ2. スピーキング試験日を選択する
選択可能なスピーキングテストの候補時間が表示されるので、 時間を指定できる場合は希望の時間帯を選択してください。
ステップ3. ユーザーID作成・受験者情報入力
アカウントをすでにお持ちの方はログインしてください。 アカウントを持っていない方は、必要情報を入力してユーザー登録を完了させてください。
ステップ4. パスポートをアップロードする
カラー画像のみが認められます。特別会場での受験希望の方は、学生証もいっしょにアップしましょう。
ステップ5. 試験結果の送付先を選択する
成績表の送付を希望される場合はこちらで登録できます。 ※ご自宅には、成績開示後に自動的に1通成績表が送付されるので、ここではご自宅の住所を指定することはできません。
ステップ5. 支払い方法を選択する
お支払方法を選択します。お支払いはクレジットカードかコンビニ支払いとなりますので、希望の方を選択してください。 お支払いはお申込みから2日以内に完了してください。 ※試験日直前の申し込みの方は、試験3日前の23時59分までにお支払いを完了する必要があります。
IELTS申し込み方法: 日本英語検定協会(英検)
続いて日本英語検定協会での申し込み方法について説明します。 日本英語検定協会のIELTSのページにアクセスすると、「コンピュータで受験するIELTS」、「紙と鉛筆で受験するIELTS」、「英国ビザ申請のためのIELTS」と3つのリンク先が確認できます。希望する試験形態を選んでリンクに飛んでください。
ステップ1. モジュール・試験日・会場を選択する
まず会場、モジュール、日程を入力します。希望する会場、モジュールを入力すると、選択可能な日程が出てくるので、候補の中から選択してください。 ※正確な場所は試験15日前まで分かりませんのでご注意ください。
続いて受験者情報を入力します。IELTS IDを持っていない方はここでIDとパスワードを設定します。その後、氏名や住所、パスポート番号などを入力する欄が続いているので、必要情報を全て入力します。
ステップ2. 受験者情報の入力・ID作成
ELTS IDをお持ちの方はログインして申込みをクリック、IELTS IDをお持ちでない方はIELTS IDを作成するをクリックして、IELTS IDを作成します。
ステップ3. 支払い方法を選択する
お支払方法は、クレジットカード(VISA、Master card、JCB、Nicos)、コンビニ現金支払(ファミマ、ローソン、ミニストップ、セイコーマート)、ゆうちょATM(Pay-easy)から選ぶことができますので、希望の支払方法を選択してください。 ※支払方法によって締切が違いますのでご注意ください。
IELTS申し込み方法:ブリティッシュカウンシル
最後にブリティッシュカウンシルでの申し込み方法を説明します。 ブリティッシュカウンシルと日本英語検定協会は、日本でのIELTSを共同運営しており、 ペーパーでの受験は英語検定協会から申し込むようになっています。
ブリティッシュカウンシルでは、 コンピュータ受験のアカデミックモジュール、ジェネラルトレーニングモジュール コンピュータ受験 for UKVIのアカデミックモジュール、ジェネラルトレーニングモジュール を受験することができます。 ※ペーパー受験のリンクもありますが、日本英語検定協会のページに飛びます。
ステップ1: 試験日・会場・モジュールを選択する
希望のモジュールを選択して、受験希望の月および会場を選択すると、 カレンダーが出てくるので、受験可能な候補日の中から希望日を選択します。 さらに試験開始時間を選択して、確定させます。
ステップ2. スピーキング試験日を選択する
次にスピーキング試験日を選択します。 スピーキング試験は筆記試験と同日の場合もあれば、6日以内の別日の可能性もあります。 画面の候補日に従って選択してください。
ステップ3. アカウント作成・受験者情報を入力する
続いて受験者情報の入力に移ります。 アカウントを持っていない方は、ここで作成することになります。 画面に従い氏名や住所、パスポート番号など必要情報を全て入力します。
ステップ4. 支払い方法を選択する
お支払方法は、クレジットカード(VISA、Master card、JCB、Nicos)、コンビニ現金支払(ファミマ、ローソン、ミニストップ、セイコーマート)、ゆうちょATM(Pay-easy)から選ぶことができますので、希望の支払方法を選択してください。 ※支払方法によって締切が違いますのでご注意ください。
IELTS申し込みについてのQ&A
さて、3つの申し込み団体の申し込み方法を解説してきましたが、 以下によくある質問をまとめました。 もし躓くポイントがあったり、疑問点があったりした場合は見てみてください。
申し込み期限はいつまで?
〇英検/ブリティッシュカウンシル 筆記試験の5日前の正午12:00までとなります。試験日程のページに、各試験日程の申込み期限がきさいされているので、そちらで確認することができます。 ※締切日が祝日と重なる場合はその前営業日の正午12:00までとなります。
〇JSAF ・クレジットカード支払いの場合 ペーパーで受験する場合は試験3日前の23:59まで コンピュータで受験する場合は試験3日前の午前6:59まで ・コンビニ支払いの場合 ペーパー、コンピュータともに試験6日前の23:59まで
IELTSのスコアと結果の確認方法は?
試験結果についてはホームページ上で確認することができます。 ・ペーパー:試験の13日後から ・コンピュータ:3-5営業日後から また1通のみご自宅に成績証明書を送られますので、そちらで確認することもできます。
申し込み後のキャンセルや変更はできるの?
それぞれの申し込み団体でキャンセルや申し込み内容の変更ができます。 以下申し込み団体別で詳細を記載しておきます。
○日本英語検定教会/ブリティッシュカウンシル
・キャンセル キャンセルは申し込み締切日まで可能です。 マイページの「登録内容確認・変更・キャンセル」から手続きができます。 手数料として6,300円を受験料から差し引いた金額が返金されます。 返金は口座振込みになります。
・申し込み内容の変更 申し込み内容の変更も、締切日まで可能です。ただし、受験日や会場、モジュールなどを変更する場合、変更先の枠に空きがある場合のみとなります。 初回は無料ですが、2回目以降は手数料として6,300円がかかります。
○JSAF
・キャンセル 試験日の5日前の正午まで可能です。 申請が受理されると手数料の6,050円を受験料から差し引いた金額が返金されます。
・申し込み内容の変更 こちらも試験日の5日前の正午まで可能です。日程、会場、モジュールなどを変更する場合は、変更先の枠に空きがある場合のみとなります。
追加の成績表のリクエストって何?
受験者本人に発送される成績証明書とは別に、教育機関や専門機関に提出が必要になった際に、 直接成績証明書を送ることができます。 専門機関などから提出を求められる場合、コピーでは認められないケースもあるようなので、 提出が求められている場合は利用しましょう。
申し込み後にパスポートが変わったらどうすればいい?
〇英検/ブリティッシュカウンシル 筆記テスト5日前の正午までにマイページからパスポート番号の変更をした上で、 管轄のセンター宛て(jp500ielts@eiken.or.jp または jp512ielts@eiken.or.jp)にメールで、 受験日、会場、氏名、新旧パスポート番号を送ってください。 〇JSAF 受験3日前の17時までに新しいパスポート画像のアップロードをしてください。 そのあとJSAF-IELTS 公式テストセンターまで変更の連絡をします。
IELTS for UKVIはどこから申し込めばいいの?
IELTS for UKVIはブリティッシュカウンシルから申し込みすることができます。 ブリティッシュカウンシルのトップページから、各種試験>IELTS for UKVIのページへ飛びましょう。 そこからお申込みすることができます。 お申し込み方法なども記載があるので、参考にしてください。
まとめ:IELTSの申し込み方法は3つの団体から可能
いかがでしたでしょうか? IELTS は試験の種類がたくさんあり、申し込みだけでも結構複雑です。 ぜひここの情報を見て、自分に合った申し込み団体を見つけて、ストレスなく申し込みを済ませてください。 あとは受験日に向けて勉強あるのみです!がんばりましょう!